名探偵ポアロ ナイルに死す (ハヤカワ・ジュニア・ブックス エルキュール・ポアロ)
- 早川書房 (2020年9月11日発売)


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本 ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784152099297
作品紹介・あらすじ
大金持ちの女性とその夫のハネムーンは、ナイル河をさかのぼる豪華客船上で一変した。鳴り響く銃声。夫のかつての婚約者が、銃をもって二人をつけまわしていたのだ。嫉妬による凶行か? だが、事件は意外な展開を見せる。名探偵ポアロが見抜いた真相とは?
感想・レビュー・書評
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児童向けのミステリーレーベル、ハヤカワ・ジュニア・ミステリーから出された名探偵ポアロ物です。
https://www.hayakawabooks.com/m/m109bc51b7ac7/hashtag/18472
https://www.hayakawabooks.com/n/n17e41d75dfd7
子供にも読みやすいように表紙・挿絵がとても可愛いのですが、完訳となっているので大人も読みやすいです。
しかし私のように昔の本、映画、ドラマに馴染んだ読者には、渋い紳士のポアロに混乱してしまう 笑
「ナイルに死す」はむか〜し映画を見たことがあります。犯人はなんとなく覚えている状態で読んだので、関係者の心理、そして犯人の性格と行動に気をつけて読みました。
推理小説を読む方は、一回目は純粋に楽しむ、二回目は犯人を知った状態で作者のヒントなどを読むおっしゃっていますが、そんな楽しみ方が出来ました。
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ナイル川を遡る観光船に乗り合わせたのはワケアリな人々ばかり。
人々の注目を浴びるのは、新婚旅行中の若い美貌の大富豪でリネットとその夫のサイモン・ドリル、そして彼らを付け回すかのようなサイモンの元婚約者でリネットの友人ジャクリーンの存在だった。
彼らを取り巻くのは、リネットの金を使い込んでいる財産管理人、その資産運用を怪しむ弁護士、息子を愛する母親と今どき青年、昔は売れっ子官能作家だった母とその娘、資産家の叔母と支配下にある姪、考古学者、社会主義者、リネットに恨みを持つ機関士。どうやらテロ活動家まで乗り込んでいるらしい。
ある夜、サイモンに捨てられたジャクリーンが彼の足を撃つ。激しく動揺するジャクリーンを部屋で寝かせると、彼女が落としたはずの銃が無くなっていた。
そして翌朝、銃殺死体が見つかる。それは連続殺人の始まりだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者は、イギリス生まれの推理作家、アガサ・クリスティー(1890年9月15日 ~1976年1月12日)。
著者の作品、ブクログ登録は2冊目になります。
本作の内容は、次のとおり。
---引用開始
大金持ちの女性とその夫のハネムーンは、ナイル河をさかのぼる豪華客船上で一変した。鳴り響く銃声。夫のかつての婚約者が、銃をもって二人をつけまわしていたのだ。嫉妬による凶行か? だが、事件は意外な展開を見せる。名探偵ポアロが見抜いた真相とは?
---引用終了
本作には、ポアロの友人、レイス大佐が登場します。
レイス大佐は、イギリスの情報部員でポアロの友人になります。 -
ポアロの中で一番おもしろいのですがポアロ作品の中で一番長い話なので読むのが疲れるかもしれません。
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ポアロのシリーズは久しぶりで、とってもおもしろかったです。考察する能力とかはないので、犯人は誰だろうとワクワクしながら読みました。個人的にハヤカワジュニアブックスの訳の方が読みやすく感じたので、途中でこちらに替えました。
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ミステリー小説は誰が犯人か考えながら読み進めますが、初めて自分の予想が的中しました!笑
もしかしたらこうかなぁと思ってた事が完全に当たったのは初めてです(o^^o)
犯人を知ってからもう一度読んだら更に楽しめると思います♪-
まさに古典的名作の一つですね。
むかーし、その仕掛けに圧倒され、存分に楽しめたことを思い出し・・
映画もとても素晴らしかった想い出が・・...まさに古典的名作の一つですね。
むかーし、その仕掛けに圧倒され、存分に楽しめたことを思い出し・・
映画もとても素晴らしかった想い出が・・・2024/06/12
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いっそすがすがしいラストだった。
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