リーマン・トリロジー

  • 早川書房 (2021年8月21日発売)
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本 ・本 (760ページ) / ISBN・EAN: 9784152100429

作品紹介・あらすじ

成功を夢見て米国に渡ったヘンリー青年。彼の小さな店は、弟とその子らの手でみるみる拡大、利益のためなら祖国すら犠牲にして膨らんでゆく。そして破綻。リーマン・ブラザーズ創業者一族の視点から描く、野望と破滅の三代記。イタリアの文学賞に輝く長篇小説

感想・レビュー・書評

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  • 最初分厚さに怯んだものの、散文詩のような形式と、リズミカルな会話体?のテンポの良さ、それと軽快で妙なユーモアがあってスイスイ読める。読み終わってみれば、これは確かにお芝居やミュージカルっぽいし、映画化もありだなと思う。
    面白かった。

  • 大傑作。NTL版より初代三兄弟以降の登場人物が多く、同じ登場人物でもその葛藤がより丁寧に描かれていたりもして、7,500円の価値は充分にある。マッシー二の他の作品も気になる。

  • とにかく本の厚さに持つ手が痛くなった。
    でも、リーマンショックと言う世界中を
    巻き込んだ経済破綻は、良く覚えている。
    その実リーマンブラザーズの内実は良く知ら
    ず、この分厚い本でリーマン兄弟がユダヤ人移民で
    綿花で成功し、時代と共に先見の明を持って
    投資して行く様は読んでいて凄いと思うと同時に
    勝機を如何にして掴むか?と言うヒントも
    この物語には描かれていると思う。
    そして三兄弟の結束が、後々リーマンブラザース
    成功につながって行く。

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