- 本 ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152100634
作品紹介・あらすじ
誰に媚びることなく、自由気ままな魅力をもつパリジェンヌも40歳を過ぎると、年齢による悩みがいっぱい。でも自分を知ることや見せ方次第で、魅力はいくらでもつくることができる! 今フランスで一番輝いている2人による人生を豊かにする秘訣が満載。
感想・レビュー・書評
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『20歳のときの顔立ちは、自然に与えられたもの。でも、50歳のときの顔にはあなたの価値がにじみ出る。』
『ただただ不快な人のために人生の大切な時間を無駄にするな。』
『年をとるのは仕方がない。でも、年寄りになる必要はない。』
たくさん散りばめられた格言。
若いときだったらたぶん流し読みしてただろうなー。
今はこういうの、じわり心に響きます。
明るく楽しく、歳を重ねたいです♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ほっと一息つきたいときに読みたい本。
雰囲気のある写真が添えられているので、活字が苦手な人でも読みやすいと思う。
40歳を目前にして、激しく共感して笑いがこみあげるものや素敵だなーと感じる文章や写真が多く、いつの間にか癒されていた。
年齢を重ねるのも悪くないし、もっと自由に個性を出して生きていいんだと励まされる。
それに、創作意欲を掻き立てられる不思議な本だった。 -
詩的な文体。
フランス女性もやはり年齢を重ねて思うことは私たちと同じだと思うけど、社会の型にはまっていなくて、個人を中心にしっかり生きてると感じられた。恋愛についても。 -
「40過ぎ」なんてタイトルにあるにもかかわらず、子供の世話や老親介護などの話がほぼなくて、恋愛セックスの話ばかりしていて、かなり予想外だった。
でもそこには、私に「いい年した大人のくせに恋愛セックスばっかりしてるやつなんか子供」みたいな価値観があるからだと思う。
恋愛って子供じみたもの、そういう価値観が私にある。年取っていつの間にかそうなってしまった。
なぜ、私はそう思ったのだろう、と思った。
子供の面倒みて、親の面倒みて、夫のケアもして、家のことやって、働いて、くたびれて、、、それでもまだ、綺麗でいよう、と思わせてくれる本や映画ってなかなかないものだな。いや、それこそが結局リアル恋愛なのか。 -
フランス人は、”女性は40歳から”だとか、”若いとまだ未熟で相手にもされない”というから、matureに見えるようになりたいのかと勝手に勘違いしていた。
ちょうど40代の筆者は、日本と同じく若く見えたいし、でも若造にはなりたくないし、キレイでいたいから美容整形やシワ伸ばしを検討してるし、モテたいともいつまでもチヤホヤされたいとも思ってる。
なんだ、世界の女性みんな同じじゃないかと知り、少しホッとした。
40以降の女性の胸の内はとっても複雑。
まるで女友達と語らったかのような内容が綴られていて面白かった。
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パリジェンヌにとって恋はかなり一大事なのだと分かる。常に女性でありたい気持ちと歳を重ねていく葛藤を感じた。ユーモアがあり、面白かった。