赤りすナトキンのおはなし (絵本ピーターラビット 2)

  • 早川書房 (2022年3月25日発売)
3.60
  • (2)
  • (2)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 75
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・本 (56ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152101020

作品紹介・あらすじ

赤りすのナトキンときょうだいたちは、木の実をとりに島へいきます。島の主は、こわいふくろうのじいさま。でも、なまいきナトキンは、じいさまをからかってばかり。ついに、じいさまは怒りだし……。リズミカルな言葉が楽しいお話。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ピーター・ラビットシリーズの二巻目ですね。
    赤りすのナトキンのいたずらの物語です。
    ナトキンと仲間たちがすんでいる森に、湖があって、そこの島にははふくろうのブラウンじいさまがすんでいます。
    ナトキンたちは、いかだで湖を渡って、ブラウンじいさまの許可を得て、六日間だけ木の実をたくさんいただくのですが、ナトキンだけは、ブラウンじいさまをおちょくって、悪ふざけをします。
    ブラウンじいさまは、あいてにしませんが、さいごの六日目にナトキンのわるふざけが最高潮になって、ついにブラウンじいさまを怒らせてしまいます。
    ビアトリクス・ポターのピーター・ラビットシリーズは、いたずら好きの主人公が痛い目に合うお話しが多いようですね。
    ビアトリクス・ポターの水彩画は、今回もきれいで可愛らしくとても楽しめるものでした。
    川上未映子さんの訳は、リズミカルで、やさしく語りかけています。
    私は、ピーター・ラビットシリーズは他の訳者の方の本は読んでいないのですが、読み比べができればさらに楽しめそうかな。
    いずれにしろ、絵をながめているだけでも、心がなごんで幸せな気持ちになります。
    次の作品は、どんなお話しかな。楽しみですね。

  • いしいももこさん訳と読み比べ

    ・字数と漢字(+ルビ)が川上未映子さん訳になり増えている
    ・おはなしの調子はいしいさんの訳がやわらかに感じました。声にだす、ひらがな多めの文での読みやすさはいしいさんがなじんでいるのかな?
    ・“しんじょ”など子どもには身近ではない言葉が今の人にもわかりやすい言葉での訳になっている


    〇私はいしいさん訳で育っているので、完全に客観的な感想ではないかも
    〇まだ『りすのナトキン』しか読んでいないのでシリーズ全体での感想でもない
    〇古典訳に、これからも新しくチャレンジして、新しいスタンダードを作っていってもらうと、また活性化するかな!

  • 川上未映子さんの新訳のピーターラビットシリーズ。これは昔読んだことがあるような……ないような……。装丁がかわいくてすき。

  • <閲覧スタッフより>
    かわいいうさぎや小動物の絵が印象的なこのシリーズは日本でも色んなキャラクターグッズやコラボされてよく見かける。しかし絵本の内容はやさしい絵とは裏腹にちょっとダークな場面もあり。たくさんのお話しがでているがあなたはどれがお気に入り?(CELLにたくさんあります。)
    --------------------------------------
    所在記号:726.6||ホタ||2
    資料番号:10266106
    --------------------------------------

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1866年イギリス・ロンドン生まれ。絵本作家。『ピーターラビットのおはなし』シリーズで知られる。

「2020年 『大人の塗り絵 POSTCARD BOOK ピーターラビットの絵本の世界編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ビアトリクス・ポターの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×