こねこのトムのおはなし (絵本ピーターラビット)

  • 早川書房 (2022年9月23日発売)
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本棚登録 : 68
感想 : 7
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784152101082

作品紹介・あらすじ

トム、モペット、ミトンは、かわいくてやんちゃな子猫のきょうだい。ある日、お母さんがお客様を招くために、3びきは特別な服を着させられました。お母さんには「服をよごさないようにね」と言われたのに、子猫たちったら、元気いっぱいに外へかけだします!

感想・レビュー・書評

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  • 小さな絵本ですね。
    ビアトリクス・ポターさん(1866ー1943)はイギリスのロンドン生まれ。
    ピーター・ラビットの作者です。
    実は、図書館の検索でお借りして、題名だけで選んで、この本が『ピーター・ラビットシリーズ』の一冊とは知りませんでした。
    『絵本 ピーター・ラビット』は全23巻。どうやら全巻、図書館にありそうです。
    と言い訳で、「こねこのトムのおはなし」、シリーズでは8巻目の作品です。
    文と絵も作者のビアトリクス・ポターさんが手掛けていて、流石に世界的に愛される作品ですね。
    まず、絵がなんとも愛らしく美しい。物語はお母さねこのタビタ・トウィチットさんのお家でお茶会が開かれることになりました。3びきのトウィチットさんのこねこミトン・トム・モペットがなかなかおとなしくなりません。という、かわいらしいお話です。
    出てくる登場者(動物たち)すべてに名前があり、とても牧歌的でほのぼのとした楽しいお話ですね。
    絵が素晴らしいですね。ねこの描写はため息が出るくらい可愛すぎます。お母さんねこのタビタ・トウィチットさんのエプロン姿がほんとうにいじらしいくらいです。
    もちろん、こねこたちや、あひるさんたちも目がはなせません。
    川上未映子さんの訳もピッタリと作品と呼吸を合わせています。
    素敵なピーター・ラビットシリーズ。全巻読んでみたくなりました。小さな絵本なのですが、とても豊かな大きい作品ですね。

  • 読後、3歳息子の第一声「ピーターラビットでてこないね~なんでかなぁ?」
    確かに気になるねぇ・・

    この小さな絵本のシリーズ、私も小学校の図書室で片っ端から借りた記憶があるのですが、息子も気に入っているようで、今日も図書館に着くや探しに行っていました。

  • ピーターラビットは出てこないけど
    出てくる子猫たちが可愛くて満足♪

  • 好きな言葉

    トム は、たいへんな、やんちゃくれ。

    石がきのうえに、毛のみ毛のままですわっている、こねこたち

    ぴたぱた、ぴたぱた、よたぱた、ぴっ!

    感想

    モペット ミトン トム

    悪気も反省も何もなく、とってもかわいい3びきです。


  • こねこちゃんに服を着せようなんて無理ですぜ、お母さん。

  • 「ピーターラビット」シリーズの一つ。お母さん猫のタビタ・トウィチットは、3匹のおチビたちをお行儀よく見えるよう着飾りますが、やんちゃ盛りの子どもたちはちょっと目を離しただけで大はしゃぎ。大人の思惑なんかお構いなしで台無しにしちゃう子猫たちが、(お母さん猫の苦労にも共感しつつ)、とても微笑ましい作品です。

  • 川上未映子さんの新訳で。子供は母の思惑通りにはならないもの。

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著者プロフィール

1866年イギリス・ロンドン生まれ。絵本作家。『ピーターラビットのおはなし』シリーズで知られる。

「2020年 『大人の塗り絵 POSTCARD BOOK ピーターラビットの絵本の世界編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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