フロプシーのこどもたち (絵本ピーターラビット)

  • 早川書房 (2022年12月23日発売)
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  • 本 ・本 (56ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152101105

作品紹介・あらすじ

ピーターの妹フロプシーと、いとこのベンジャミンは結婚し、こどもたちと暮らしています。ある日、一家は、マグレガーおじさんの庭でレタスを食べ、のんきにお昼寝中。ところが、おじさんに見つかってしまいました。子うさぎたちが連れていかれて、さあ大変!

感想・レビュー・書評

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  • 『ピーター・ラビット』シリーズの十巻目ですね。

    ピーターの妹のフロプシーは、いとこのベンジャミン・バーニーと結婚して、六匹の子どもをさずかり、子育て中。
    ある時、ベンジャミンは子どもたちをつれて、ピーターの畑にいきます。
    ピーターも結婚していて、キャベツ畑を作っていました。
    残念ながら、ベンジャミン親子に、分けてあげるキャベツがありません。
    しかたがないので、マグレガーおじさんのごみすて場にやってきました。さいわいな事に、花が咲いてしまったレタスがすててありました。
    たべるのに もんだいはありません。おなかいっぱいに たべて おひるねをしてしまいました。
    すると、そこにマグレガーおじさんがやってきて ねている六匹の小うさぎを ふくろにつめてしまいました。
    さぁ たいへん 子どもたちはどうなってしまいのでしょう?

    ビアトリクス・ポターさんの物語は今回も、ハラハラ・ワクワクの大冒険です。
    『ピーター・ラビット』シリーズの素敵なことは、絵の美しさと愛らしさですね。
    絵を観ているだけで、癒されます。
    家族を描いた物語りも、押し付けがましい教訓ではなく、さりげなく語りかけてきます。
    フロプシー家族が幸せに過ごせますように願いますね。
    シリーズが、ほんとうに楽しみになってきました。
    次は、どんな物語に出会うのでしょう。

  • レタスを食べすぎると「眠り薬」を、のんだみたいになるようです。

    こうさぎたちが食べられたり、コートにならなくてよかった。
    野ねずみのおばさん、ありがとう。

  • 『ピーターラビットのおはなし』、『ベンジャミン・バニーのおはなし』とセットで読みたい作品。
    ベンジャミン・バニーが大人になって、ピーターの妹のフロプシーと結婚して子うさぎを6匹もっている状況です。
    子うさぎはマクレガーさんに捕まってしまいますが、野ねずみトマシナさんのお陰もあって救出されます。マクレガーさん夫婦に一泡食わせられて良かったね。

    本筋とは外れるけど、ピーターが畑も持っているとはびっくり。

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著者プロフィール

1866年イギリス・ロンドン生まれ。絵本作家。『ピーターラビットのおはなし』シリーズで知られる。

「2020年 『大人の塗り絵 POSTCARD BOOK ピーターラビットの絵本の世界編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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