名探偵ポアロ ハロウィーン・パーティ (ハヤカワ・ジュニア・ミステリ)

アガサ・クリスティー 山本やよい

• 早川書房 (2022年8月17日発売)

作品紹介・あらすじ

ミステリ作家のオリヴァーが参加したハロウィーン・パーティで、11歳の少女が殺人の現場を目撃したことがあると言い出した。パーティの後、その少女が死体となって発見された。犯人はパーティの参加者？　少女が過去に見た事件とは？　ポアロの推理が冴える！

感想・レビュー・書評

[かのとさんの感想 · 2024年12月29日]

去年通常版を読んだ時、過去の事件との関係がよくわからないまま終わってしまった。
今回はジュニア版で再読。登場人物が絵付きで紹介されていたり、過去の事件がページを割いて紹介されていたり、読みやすくする工夫がなされていたが、やはり最後が駆け足で分かりにくかった印象。
ある女の子が実は庭師の娘、という展開もかなり唐突だったような。
イメージする現代のハロウィンとは全く違う。モチーフもカボチャでなくりんご。ポアロが若すぎる。

[みんさんの感想 · 2024年9月24日]

何か消化不良の作品だった…
弟まで殺す必要あったのかな？
花瓶を落とす前に殺したなら、すでにもう服は濡れていたんじゃないのかな？
うーん。期待しすぎてたかも。。

[陽子の本棚さんの感想 · 2023年10月24日]

クリスティ79歳の作品、凄い
ハロウィンで嘘つきの少女が殺された
ミステリー作家の友人がポアロに謎解きを
依頼する
過去に起きた事件から
犯人を推測していく
美しい造園家の美に執着した残酷なミステリー
ただ子ども向けの出版のため
読みにくさを感じた なぜだろう