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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784152101709
作品紹介・あらすじ
高円寺あづま通り商店街にオフィスを構える銀田探偵事務所。所長の母・獅乃、フリーターの長女・凪咲、ゲーム好きの長男・瞬矢、そして探偵を引退した父・龍一は、たまに起こる不可解な事件を通して、家族が失ってしまったものを探していく。4篇収録の連作集
感想・レビュー・書評
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絵千佳さんの言葉が印象的
私たちの世代とちがって対話が前提のパートナーシップを構築してたんじゃないのかね?
そう思う。
とにかくね、対話だよ、対話。
夫婦も親子も不穏の原因は対話、コミュニケーション不足が原因にあると思う。
言わなくてもわかってほしい。
言わなくても態度で察してほしい。
甘えだ、と思う。
言わなきゃ伝わらない。言葉で伝えなきゃ。
家族でも、夫婦でも、親子でも、個別の人間だもの。
物語の内容は…まあ、あまり好みではなかったかな。事件の背景、首謀者はそうきたか、ってかんじだった。
親子、家族って難しい。
近いからこそ距離が必要で、望む望まないに関わらずずっと糸が繋がってることが苦しい時もあるから。
なんてことを考えるきっかけにはなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最強に格好良い探偵たちでも、家族だったらしんどいよね、というお話。マイペースお姉さん探偵、ゲーマー高校生探偵、おばさん経営者探偵、不思議中年系探偵……。それぞれに合うワトソンがいたらなあ、と妄想しつつもチームとして良い味出すのが堪らない。
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2023.11.5 読了
タイトル通り 探偵の夫婦の子供たちと、
その探偵の夫婦(父と母)との話。
5年前に探偵を辞めて、主夫になった父 龍一、
現在 探偵の母 獅乃、フリーターの凪咲、
高校生の弟の瞬矢の家族。
ある日 凪咲に探偵の仕事の依頼が。
探偵ではないのに 依頼を受ける。
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バラバラに見えるけど、根っこでちゃんとつながった家族。初めて読む作家さんでしたが、楽しく読ませて頂きました。
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お父さんのキャラが独特。
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個性溢れる探偵一家。バラバラのようにも見えるけど、ちゃんと繋がってて家族だなって思います。しかしなんとなしに流されてるけど母の負担が大き過ぎないか。章ごとに主人公が変わるんですが、子供二人の時は文章が装飾過多になっててちょっと読みにくい。
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事件の表面だけでは、わからない。もしかしたら違う側面があるのかもと
思わせてくれるような。
著者プロフィール
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