ハリウッドの悪魔

  • 早川書房 (2023年7月4日発売)
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本 ・本 (392ページ) / ISBN・EAN: 9784152102577

作品紹介・あらすじ

1958年、反共産主義を標榜するマッカーシーが大統領となったアメリカ。ロス市警の刑事ベイカーは、映画監督ジョン・ヒューストンと新進記者ウォルター・クロンカイトの殺人事件現場に呼び出される。その死者の手の中のメモが彼の悪夢の過去を呼び覚ましていく

感想・レビュー・書評

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  • Beat the Devils | Jewish Book Council
    https://www.jewishbookcouncil.org/book/beat-the-devils

    ハリウッドの悪魔 ジョッシュ・ワイス(著/文) - 早川書房 | 版元ドットコム
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784152102577

  • 1958年、反共・反ユダヤ主義を標榜するジョセフ・マッカーシーがアメリカ大統領となり、権力を握っている。映画産業は国営化され、制作されるのは反共プロパガンダ映画ばかりだ。ロサンゼルス市警の刑事モリス・ベイカーは、そんなハリウッドで、ある殺人事件を担当することになる。被害者は元映画監督ジョン・ヒューストンと、新進気鋭の記者ウォルター・クロンカイト。現場には「悪魔どもをやっつけろ ベイカー」と書かれたメモが遺されていた。ふたりはなぜ殺され、ベイカーの名前がなぜあったのか? 大統領配下の下院非米活動委員会(HUAC)の横やりが入り、捜査から外されたベイカーに、ソビエト連邦の謎めいた女スパイ、ソフィアが接触してくる。彼はソフィアとともに、俳優ハンフリー・ボガートや脚本家ダルトン・トランボらが暗躍する、もうひとつのハリウッドをさまよう。ユダヤ人のベイカーが大戦中のヨーロッパで過ごした過去の悪夢に悩まされながら――。異なる歴史を歩むハリウッドを舞台にした傑作ノワール。

    もしもの世界を虚実の人々が行き交う、ハードボイルド調小説。最初は期待して読み始めたが、後半になるにつれて読みにくくなってしまった。

    解説にあった「鷲たちの盟約」、これは傑作だと思います。

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