モサド・ファイル イスラエル最強の女スパイたち (2)

  • 早川書房 (2023年11月21日発売)
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  • 本 ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152102829

作品紹介・あらすじ

世界最強と謳われるスパイ・エージェント、イスラエル諜報特務庁「モサド」。そのモサドに属する女性諜報員の知られざる実態と活躍を描く。アイヒマン捕獲、イラン核所有の解明と弾道ロケット開発の阻止――彼女たちは歴史的ミッションにどう立ち向かったのか。

感想・レビュー・書評

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  • モサドの女性比率が思ったより高い。
    過去からの事例が、緊迫した工作員の活動の様子を明らかにする。
    イランの核開発阻止にこれほどモサドの工作が関わっていたとは驚きである。

  • これらすべて事実なのか
    地図で場所を追いながら読んだが、個人能力と組織力のベストマッチが実現されているようだ
    宗教のもつ力、恐ろしさに慄く

  • 事実は過酷である。

  •  ノンフィクションで、そこそこ緊迫感もスリリングもあり、ぐいぐいと読ませられる。のだけれど、読んでいる間に次々に人物が出てくる。誰が誰だかわからなくなるうえ、どうも横文字の名前に弱い。しかも同じ人物なのに名字だったり名前だったり本名だったり偽名だったりが行単位で入れ替わったりとわけわからなくなって混乱しながら読んでいる。
     さほどその偽名に重要性がないならいちいち偽名をのせなくても…例えば「〇〇は△△という名義で・・」は「〇〇は偽名を使って…」とすれば、かなり読みやすくなる。何せ、1ページ内に名前も場所も道路も施設もカタカナが多くてわずらわしすぎ。しかもアラブ、イスラエルともに人名もその他も英語圏よりも馴染みがなく覚えにくい。
     結局、1週間かかって読み終えた。先に書いたとおり、終始混乱しながらもやはり内容は濃く、文章にも弛みがなく、ぐいぐいと読ませられた。もともとこういったスパイものが好きなので、興味深くハラハラしながら読んだ。なんといっても世界有数の諜報機関である。そこに志願し働く女性たちの優秀さ、愛国心にも感心させられた。
     人名が整理できて読めたらかなり面白いドキュメントだったと思う。

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