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本 ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784152103024
作品紹介・あらすじ
ジョーが221bに帰ると、同居人の半電脳探偵シャーリーが珍しく慌てている。なんとジョーは8カ月前に結婚して221bを出ていたというのだ。だが、ジョーには結婚の記憶がなかった。まもなく、ジョーと同じように記憶にない求婚をしたという依頼人が現れて……!
感想・レビュー・書評
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お馴染みとなったシリーズ3作目。思ったよりも読むのに時間がかかり、2日に分けて読了。オリジナルと違って、ワトソンが活動的で小説の進化を感じます。
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いやぁ、面白かった!
無知なもんで、実際のイギリス問題も柵中の問題もどこまで同じなのかはわからないけど、それでも「あぁそうなのか。こーゆー意見もわかるな」とも思って感慨深い。
トンガの復讐したい気持ちがなんとなくわかる。
イギリスはインドとか植民地にしてた歴史があるもんなぁとか。
現実に本当にこんなふうに政府やらなんやらが絡んでるのではと訝るほどに面白かった。
シャーリーがエイレネを放っておけないのも、ジョーの過去が思ってい以上に不穏なにおいがするのもよかった。 -
ミステリマガジン2023年7月号、9月号、11月号、2024年1月号に京されたものに加筆修正して2024年1月早川書房刊。シリーズ3作目。ワトソンの記憶にない結婚話から、謎の依頼人の謎の依頼と謎謎謎と進む展開の分けのわからなさは尋常ではなく、ホームズの謎の行動もあり、さすがに匙を投げそうになりました。ラストに行き着いて、やっぱり予想した通りの斜め上、下を行く事件の顛末に腹立たしいやら、情けないやら、もう読まん!!とは思ったものの、次はもう少し予想の範囲の展開にして欲しいと思うのでありました…。
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シャーロックホームズ原作未読、高殿円さんファンなんで今作も購入
他の方の感想にもあるようにちょっと読み進めづらかった…! 無理やり現代、男女逆転にしているのでお話の展開がすっと頭に入ってこないというか。
1周読み終わって、シャーロックホームズのwikiを読んであぁそこはそういうことか!とすっきり楽しく2周目を読めたので、シャーロックホームズの知識があると楽しく読めるかと
原作→群衆を扇動
現代ver→ウーバーイーツを大量に呼ぶ
あたりはアレンジが面白かった
高殿円さんの本の中でも2000円オーバーと単価が高いのは部数が見込めないからか… -
あんまり入り込めなくて気もそぞろに読んだ。
2024.9.22
146 -
図書館本。予約してから待たされた。ジョーの結婚話に「何それ」という気分。
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ホームズパスティーシュ第3段。
なんとジョーが結婚。
しかもその記憶がない?!
出だしからハチャメチャでしたが、今回も存分に楽しめました。
EU離脱に揺れるイギリスを舞台に仮想通貨やウイルスや結婚、マッチングパーティーまで。
ハドソン夫人も変わらず有能。
今回は珍しく揺れる乙女なシャーリーを見ることが出来ます。
ジョーとシャーリーは付き合ってる疑惑があってもおかしくない場面があった沢山。
このシリーズずっと続い欲しい。
あわよくばずっと2人はルームメイトでいて欲しい。
著者プロフィール
高殿円の作品





