天使と石ころ

  • 早川書房
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152103116

作品紹介・あらすじ

子どもは、兵士として、玩具として、搾取され続けた――7歳のカラマの住むリベリアの村をゲリラが襲った。少女兵士に拉致されて仲間になり、生きるために今度は自分が他の村を襲う。そこで天使の歌声をもつ少年と出逢い、カラマは残酷な"搾取"に直面し……

感想・レビュー・書評

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  • 凄惨な物語。どこにも寄るべない世界。最後まで容赦なく、カラマとアンヘルは最後に自由を得る。その先には何がある?きつい物語だが、最後まで読ませる力のある作品でした。

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著者プロフィール

2012 年にササクラ名義で、講談社主催の第五回BOX-Air 新人賞を受賞しデビュー。デビュー作は『緋色のスプーク』として講談社BOX より刊行。その後、同じく講談社BOX より『アシュアの死神』を刊行。また、電子文芸誌「BOX-AiR」にて「ガンメタル・グレイエリア」を発表。2017 年の第五回ハヤカワSF コンテストに、藍内友紀の名義で「スターダスト・レイン」を応募。同作が最終候補作となり、改題して『星を墜とすボクに降る、ましろの雨』としてハヤカワ文庫JA から刊行。

「2023年 『芥子はミツバチを抱き』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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