わたしのeyePhone

  • 早川書房 (2024年5月9日発売)
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本棚登録 : 206
感想 : 18
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  • 本 ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152103291

作品紹介・あらすじ

このレトルト食品の中身はカレー、それともシチュー? マンションの掲示板には何が書いてある? 目の見えない人の日常には困りごとがいっぱい。それをスマホの進化が支えています。エッセイストの著者が「相棒」との発見に満ちた日々を生き生きとつづった一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 光を失ったわたしの“目”になってくれる新しい相棒の存在。『わたしのeyePhone』試し読み(三宮麻由子)|Hayakawa Books & Magazines(β)2024年5月9日
    https://www.hayakawabooks.com/n/n4f25e7767a60

    言葉訳 | 暮らしのサウンドスケイプ | 三宮麻由子 | 連載 | 考える人 | 新潮社(2017年7月12日)
    https://kangaeruhito.jp/article/657

    三宮麻由子のブログ「箸休め」
    https://ameblo.jp/mayukonohashiyasume/

    わたしのeyePhone | 種類,単行本 | ハヤカワ・オンライン
    https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000015806/
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    (yamanedoさん)本の やまね洞から

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      光を失ったわたしが路上の自販機を通じて体験した「生まれて初めて」:『わたしのeyePhone』番外編(三宮麻由子)|Hayakawa Boo...
      光を失ったわたしが路上の自販機を通じて体験した「生まれて初めて」:『わたしのeyePhone』番外編(三宮麻由子)|Hayakawa Books & Magazines(β)2024年7月19日
      https://www.hayakawabooks.com/n/n773d44596a74
      2024/07/31
  • 【目次】まえがき/プレリュード/第1章 いきなりのデビュー/第2章 ちょっとノスタルジー/第3章 スキャン、アイキャン/第4章 自由に買う、自由に選ぶ/第5章 心に生まれた灯/第6章 空だって飛べるかも/特別対談 ゲスト:春風亭一之輔さん(落語家) テーマ:見えないものを声で伝える

    技術の進歩が、人を自由にすることの好例。「思いやり以前に、全ての人に事情があるという普通の認識で躓きがあるのだろう。」というのは確かにそうだ。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000070654

  • 視覚障害者の方が、iPhoneのアクセスビリティな仕組みを活用。
    音声読み上げとか、音声認識とかだな。

    活用法を公開するというより、本当にそれが嬉しくて、感謝している。
    そんな感じを受けた。
    もちろん実際にどう活用しているかというのは書いてあるし、広まってほしい。

    出来ることが増える喜び。
    この、誰でも触ってすぐ使えますようにとジョブズが世に放った小さな携帯端末が、どれだけ世界と自我を広げてくれるか。

    いやもう、殆どサイボーグじゃないかと思うくらい。
    別段神経接続されてるわけじゃないのだが、改めてぽんこの可能性に感心する。

    この方がむっちゃ前向きで能力もあるってのが大前提ではあるのだが。

    個人的には、目が見えないことを「シーンレス」とかわざわざ造語まで作ったり、日本も「誰一人取りこぼさない社会」になって欲しいとか一体どの国想定してんだと、鼻についたりはしたんだが、全体的に謙虚。主語を大きくしていないところがちょっと好感ではあった。

    アホな活動家界隈に担ぎ上げられないことを祈ってます。大丈夫とは思いますが。

  • 自分の想像力では得られないような知見を得られることが、読書の醍醐味である。

  • 914/サ

  • ふむ

  • 4歳で全盲となり光を失った著者がiPhoneと出会いました。食品パッケージや郵便物を読み上げてくれたり、自由に買い物ができたり、iPhoneを持つことによってコミュニケーション の可能性が広がると著者の心にも変化が生まれて・・・。

  • テクノロジーによって僕等の世界をバラ色に
    Tech makes the world better place
    それを体現するスマホによる視覚障害者の方々の世界観の変化を知り、感動した。
    もっと改善していくだろうし、ハンディキャップを感じさせない世界になっていくと信じる。

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著者プロフィール

エッセイスト。東京都生まれ。
高校時代、米ベンロマンド・ハイスクールに留学。上智大学文学部フランス文学科卒業。同大学院博士前期課程修了、修士号取得。現在は外資系通信社で報道翻訳に従事。
デビュー作『鳥が教えてくれた空』(NHK出版/集英社文庫)で第2回NHK学園「自分史文学賞」大賞を、『そっと耳を澄ませば』(NHK出版/集英社文庫)で第49回日本エッセイストクラブ賞を受賞。そのほか、第2回サフラン賞、第11回音の匠賞、第46回点字毎日文化賞などを受賞。
主な著書に『ルポエッセイ 感じて歩く』(岩波書店)、『ロング・ドリーム──願いは叶う』『世界でただ一つの読書』『四季を詠む──365日の体感』(以上、集英社文庫)、『おいしい おと』『でんしゃはうたう』『かぜフーホッホ』『センス・オブ・何だあ?』(以上、福音館書店)などがある。
失明直後からピアノ、リトミック、ソルフェージュなどのレッスンを開始。複数の専門教師のレッスンを継続し、現在はパリ国立高等音楽院教授の上田晴子氏に師事。大学・大学院時代は学内の古楽器アンサンブルでリコーダーとチェンバロを担当。新井満氏との合作で『この町で』を作曲したほか、講演やトークコンサートなど幅広く活動を続けている。
趣味はバードリスニング。

「2022年 『フランツ・リスト 深音の伝道師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三宮麻由子の作品

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