- 本 ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152103291
作品紹介・あらすじ
このレトルト食品の中身はカレー、それともシチュー? マンションの掲示板には何が書いてある? 目の見えない人の日常には困りごとがいっぱい。それをスマホの進化が支えています。エッセイストの著者が「相棒」との発見に満ちた日々を生き生きとつづった一冊。
感想・レビュー・書評
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【目次】まえがき/プレリュード/第1章 いきなりのデビュー/第2章 ちょっとノスタルジー/第3章 スキャン、アイキャン/第4章 自由に買う、自由に選ぶ/第5章 心に生まれた灯/第6章 空だって飛べるかも/特別対談 ゲスト:春風亭一之輔さん(落語家) テーマ:見えないものを声で伝える
技術の進歩が、人を自由にすることの好例。「思いやり以前に、全ての人に事情があるという普通の認識で躓きがあるのだろう。」というのは確かにそうだ。 -
女子栄養大学図書館OPAC▼https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000070654
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視覚障害者の方が、iPhoneのアクセスビリティな仕組みを活用。
音声読み上げとか、音声認識とかだな。
活用法を公開するというより、本当にそれが嬉しくて、感謝している。
そんな感じを受けた。
もちろん実際にどう活用しているかというのは書いてあるし、広まってほしい。
出来ることが増える喜び。
この、誰でも触ってすぐ使えますようにとジョブズが世に放った小さな携帯端末が、どれだけ世界と自我を広げてくれるか。
いやもう、殆どサイボーグじゃないかと思うくらい。
別段神経接続されてるわけじゃないのだが、改めてぽんこの可能性に感心する。
この方がむっちゃ前向きで能力もあるってのが大前提ではあるのだが。
個人的には、目が見えないことを「シーンレス」とかわざわざ造語まで作ったり、日本も「誰一人取りこぼさない社会」になって欲しいとか一体どの国想定してんだと、鼻についたりはしたんだが、全体的に謙虚。主語を大きくしていないところがちょっと好感ではあった。
アホな活動家界隈に担ぎ上げられないことを祈ってます。大丈夫とは思いますが。 -
自分の想像力では得られないような知見を得られることが、読書の醍醐味である。
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914/サ
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4歳で全盲となり光を失った著者がiPhoneと出会いました。食品パッケージや郵便物を読み上げてくれたり、自由に買い物ができたり、iPhoneを持つことによってコミュニケーション の可能性が広がると著者の心にも変化が生まれて・・・。
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テクノロジーによって僕等の世界をバラ色に
Tech makes the world better place
それを体現するスマホによる視覚障害者の方々の世界観の変化を知り、感動した。
もっと改善していくだろうし、ハンディキャップを感じさせない世界になっていくと信じる。
著者プロフィール
三宮麻由子の作品






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