血の魔術書と姉妹たち

  • 早川書房 (2024年8月21日発売)
3.52
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本棚登録 : 322
感想 : 9
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  • 本 ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152103550

作品紹介・あらすじ

血で記された古代の魔法本を代々守護してきた家に生まれた異母姉妹のエスターとジョアンナ。離ればなれになっていた姉妹は父の死をきっかけに再会し、想像を遙かに超える危険な魔法の世界に足を踏み入れる。本と血と姉妹をめぐるドラマティック・ファンタジー

感想・レビュー・書評

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  • 図書館の新刊コーナーで目が合ったので確保。すでに予約が入っていたが、館員さんよりも先に手に取った方が優先権がある、というルールの存在を教えてくれた。分厚い本だったので、2日にわけて読みました。最後に秘密が明かされる、とても素敵でドキドキする物語でした。

    • kimiさん
      ルールあるんですね…!2日で読み終えるなんてすごいです!
      ルールあるんですね…!2日で読み終えるなんてすごいです!
      2024/09/19
  • 家業、魔術、家族愛、呪われた古書を描くデビュー作 Ink Blood Sister Scribe – 洋書ファンクラブ
    https://youshofanclub.com/2023/11/14/ink-blood-sister-scribe/amp/

    このSFを読んでほしい! 2024年の翻訳SF・ファンタジイ|Hayakawa Books & Magazines(β)2024年2月9日
    https://www.hayakawabooks.com/n/ncd33d7919ce4

    In Conversation with Emma Törzs - Mpls.St.Paul Magazine
    https://mspmag.com/arts-and-culture/in-conversation-emma-törzs/

    100 Notable Books of 2023 - The New York Times
    https://www.nytimes.com/interactive/2023/11/21/books/notable-books.html

    Emma Törzs
    https://www.emmaemmaemma.com/

    血の魔術書と姉妹たち | 種類,単行本 | ハヤカワ・オンライン
    https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000015875/

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      エマ・トルシュのデビューYA「Ink Blood Sister Scribe」ドラマ化へ | Librarian Nightbird(202...
      エマ・トルシュのデビューYA「Ink Blood Sister Scribe」ドラマ化へ | Librarian Nightbird(2024-05-27)
      https://ameblo.jp/librarian-nightbird/entry-12853832423.html
      2024/08/21
  • 中盤の後半から面白くなりました。
    前半は面白みがなく、中途半端でした。
    後半に入ってやっと面白さは増しましたが、
    最後らへんは少しいらないと思うな。という話があり
    全体的にしまらない印象の1冊でした。

  • 本屋さんで面陳列されてて一目惚れで買ったけど、めっちゃ好きなやつだった!!
    気づいたら前のめりで読んでた

    「これってこうなんじゃない?」みたいな予想が裏切られる事はそんなにないけど、そこに行き着くまでの道筋が面白い ドキドキする

    "ニューヨークタイムズのベストSF&ファンタジー"って他に何があるんだろう気になる

  • 魔法×姉妹テーマに弱くて苦手な大衆長編だったけど速読で最後まで。全部盛りって感じ

  • 21世紀の現実の世界に魔術が当たり前に(一応ひっそりと)存在し、しかもビジネスになっている大人向けファンタジー。魔術の使い方などちょっとハリー・ポッター的なところも。

    誰が味方で、誰が敵なのか。敵の目的は何か、など真実にたどり着くのに紆余曲折にどんでん返し…など後半は一気に読んだ。

    読後感も優しくて◎。

  • たまたま本屋さんで見かけて装丁に惹かれて値段を見ず購入
    なかなか導入部分は集中できず。半分過ぎたくらいからクライマックスまではあっというまで面白かった。でもありがちな人物像かなあ

  • 安心して読める!

  • たまたま本屋さんで平積みされているのを見かけて、タイトルと装丁の美しさと帯に書かれた設定が面白そうで買った本。

    南極で電気技師として働くエスター。
    魔術書によって父を失い、それらを守るために結界の張られた家で一人暮らす妹のジョアンナ。
    魔術書を書くことのできる「書士」ニコラス。

    全く何が起きているのかわからない中、三人のそれぞれの視点で語られ、起きる事件を通して謎が少しずつ明らかになり、三人が出会ってさらにいくつもの謎が深まり解き明かされていく。少し明らかになったかな、と思うと視点が変わってしまうのでもどかしい思いもしつつだからこそ読み進める手が止まりませんでした。

    次々と現れる謎と不思議な魔術書、そして魅力的な人々。不思議で美しくも恐ろしい、魅了されてしまう魔法の数々。人間のエゴを描きつつ、それでもさまざまな愛を丁寧に描いていて最後まで気が抜けないけれど、こんなに「わからない」こと、そしてそれらが解き明かされていくことを楽しんだのは久々。

    人間の血を使って書かれた魔術書を巡る大人のファンタジー。最後まで読んで、ああよかった〜〜〜〜と思える本当に素敵な一冊でした。かつてファンタジーが好きだった人、ずっと好きな人、そしてまだあまりファンタジーに触れていない人にもおすすめの一冊です。

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