ひとりぼっちのエルフ (ハリネズミの本箱)

  • 早川書房 (2005年12月16日発売)
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本 ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784152500373

感想・レビュー・書評

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  • ラストが好き。
    物語ることで人々を導くヨーシュ、ロビーの頭の上で輝く王冠、そして、ドラゴン。
    いやーまさかあそこでドラゴンがそんな行動にでるとは思わなかった。
    そして新しい国の名前。

    ほえーっと思わされることが多々あった。
    藤の花、王冠、卵。
    後にそーゆーことか、と思わされる。
    特に、ドラゴンの卵。まさか、そんな理由であんな泣きまくっていたとは・・・・・。

    エルフやドラゴンや人間。
    それぞれが、それぞれの立場からそれぞれを見るとこんな感じなのかーっと思えるところがおもしろい。

    物語は1人の女と幼いエルフが出会うところから。
    そこでひと冒険。
    そして時がたつ。
    まさか、一度は逃れた魔の手に再び絡め取られるとは思わなかったが、ロビーまで殺されなかったのは
    不幸中の幸い、といったところか。
    物語はまだまだ続くらしい。
    最後のエルフの物語から、
    最後のエルフと人間の間の子の物語へも続いてゆくのかな?
    どーも、薄暗い雰囲気に雨とともに包まれている世界のようだが、その中からも、
    明日への道を見いだすことができるのなら、
    人は自ら歩こうとすることができるの、か。

    映画化ってあるけど、実写?アニメ?
    うーん、でもこれは読んで味わう方がいい物語のような気もする。

  • 面白かった。イタリアでは続編も出ていて、映画化の話もあるそうで期待したい。

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