旅するヤギはバラードを歌う (ハリネズミの本箱)

  • 早川書房 (2006年10月20日発売)
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本 ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784152500441

感想・レビュー・書評

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  • 粋な物語を書かせたら、ムルルヴァは天下一品。
    トメックも本当に良かった。絶版は残念です。ハンナも読みたかったです。

  • 資料番号:020161154
    請求記号:953ム

  • 2013/09/29

  • ヤギのコルヌビックは失恋して旅に出た。
    ひょんなことから絶滅寸前のヤマネの赤ちゃんピエを預かるが、
    ピエはムナジロテンに連れ去られてしまう。
    コルヌビックは偶然出会ったニワトリのインチキ医者レムと
    ピエを取り戻すため、ムナジロテンの宮殿に乗り込む。

    登場動物(?)のキャラクターがとても愉快だし、
    お話もテンポがいい。
    特にマラソン大会とピエの救出劇のくだりは、ほんと笑えました。
    ときに、じぃ~んとくる所もあって、
    泣き笑いしながら読めるユーモアたっぷりの1さつです。

    小学校高学年から。

  • 【12/7】市図。季節の本(おんがく)。(がっき-バンジョー)(ヤギ、ヤマネ、ニワトリ)(コウノトリ、ムナジロテン)(うた)(旅)(失恋)(レース)(しごと-医者)(なかま)。N高学年。0911読みたい本

  • ヤギの国のコルヌビックは、失恋のショックを癒すためにあてのない旅に出た。
    バンジョーを弾き、歌を歌いながら街から街へと歩いて秋になった頃、
    年老いたコウノトリがやって来て、空から包みを落っことした。
    包みの中身は、絶滅寸前のヤマネの子どもピエ。
    手紙が入っていて、「悪いムナジロテンから守って欲しい」とあった。
    そんな厄介なことは引き受けたくは無かったが、お人よしのコルヌビック、
    コウノトリのじいさんに「まかせて」と言ってしまった。

    冬眠中のピエを抱えての旅が始まったが、追っ手はすぐにやって来た。
    コルヌビックは、あの手この手で悪い奴らから逃げまくる。
    そしてある時、ちょっと目を離した時だった。
    ピエがいなくなっちゃった!
    旅の途中で知り合った健忘症のオンドリ、レムと一緒に、ピエの救出作戦を決行する。

    コルヌビックの活躍に、ハラハラドキドキ、ニヤニヤクスクスします。
    楽しい物語です。

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