インターネットが死ぬ日 そして、それを避けるには (JUICE)

  • 早川書房 (2009年6月25日発売)
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本 ・本 (472ページ) / ISBN・EAN: 9784153200036

感想・レビュー・書評

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  • う〜ん。あんまりちゃんと読めなかった。。
    少し、難しかったかも。

  • インターネットは、これまで無法とも呼べる自由により発展してきた。しかし、ここに来てその危険性や、初期ビジネスモデルの限界が見えてきたため、iPhoneやクラウド・コンピューティングに代表されるようにユーザの自由を限定して、ビジネスの強化やそれに伴う収益性確保に向かいつつある。これは、当然インターネット独特の危険性を低減できるため好ましいように見えるのだが、こういう方向性は、インターネット発展のボトルネックとなり徐々にその活力を落として行く。、といったような趣旨の本です。一理あるなーと思いますが、とはいえここまで巨大化したインターネットがシュリンク方向に向かうとは思えません。

  •  インターネットが終わる日が来る!?

     ネットは自由に無計画に始まったからこそ急速な発展を遂げた。しかし、それは無計画ゆえに非常にリスクを抱えたものでもある。
     ネットの自由さを残しつつ、いい形にするべき変革が求められている。確かにWikipediaなどは奇跡と言っていいくらい成功に近く、参考になる部分が多い。
     
     この本が書かれたのは今(18年)の10年前。世界はこの本に書かれた対策が進んでいるとは言えない状態だろう。。。

  • ちょっと刺激的なタイトル。
    何か色々と書いてあるのだが、結局何だか分からない。
    翻訳書だから難解なのか、読解力がないのか・・・

    2回目
    やはり(笑)

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4153200034
    ── ジョナサン・ジットレイン/井口 耕二・訳
    《インターネットが死ぬ日 20090625 ハヤカワ新書》
     
    ── Zittrain, Jonathan L. 19691224 America /
    《The Future of the Internet And How to Stop It 》
     
    …… その羽では決して飛べないのに、やたら忙しく羽を動かすのが
    マルハナバチ(丸花蜂)、これが現在のネットなんです。
    ── 《スーパープレゼンテーション「ネット社会って本当は親切?」
    20140810 24:45-25:10 NHKe》
     
    …… 或る昆虫学者が、ハチの事について書いた文章だが、大体、空を
    飛ぶ為の羽根の面積は体重に比例( 数字は良く覚えていないが )してい
    て飛行機もこれが応用してあるのだという。ところがハチの場合は不思
    議な事に、この比例から行くと体重に対して羽根の面積が狭いというの
    である。普通ならば飛べぬというのである。そして、ハチがもしそれを
    知った時、初めてハチは飛べなくなるだろうと結んでいる。
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/19530716 転才 ~ くもとハチのはなし ~
     
    (20140811)
     

  • ハヤカワ新書juiceシリーズ。
    著者はハーバードの教授であり新書の割に450ページの大作で読み切るのがかなりハードルが高い。
    自分には当時、読みきるのに時間がかかりすぎて結局なにが言いたいのかわからなかった。読解力がないってのもあるけど。

  • インターネットの生み出す力
    http://d.hatena.ne.jp/oraccha/20120202/1328159949

  • 「生み出す力」を持つデバイスは自由度が高い分飼い慣らすのに習熟が必要(ピアノとか物理学における数学的道具立てとかプログラミングとか)なのを嫌い,人々は安易に自由と引換えに手軽さを求めて「アプライアンス」に流れてしまう.その流れを唯々諾々として看過すれば,生み出す力による知的創造の循環が死んでしまい,あとに残るのは荒涼とした不毛な大地だけ…私はそのように理解しました.

  • 大作。概ね論旨には同意できるのだけれど、PCが肥沃さのキーである点が強調され過ぎとも感じる。この本の後に急成長したアンドロイド端末についてジットレインの考えを聞いてみたいな。PC? それとも不毛なひも付きアプライアンス?
    あと、インターネットの歴史を踏まえた認識について、経営学/経済学の知見と若干異なる点を感じた。そこがインターネットの将来展望に意外に大きな差をもたらすかも、などと。

  • iphoneみたいなのばっか増えると作るヤツがいなくなってやべぇぞっていう問題提起が主題。それだけでも読む価値は十分だが、最終章のプライバシー2.0が面白い。ネットの先を考えるには先ず読み返したい一冊。★5

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著者プロフィール

東京大学工学部卒、米国オハイオ州立大学大学院修士課程修了。大手石油会社勤務を経て、1998年に技術・実務翻訳者として独立。主な訳書に『スティーブ・ジョブズ I・II』(講談社)、『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』『ジェフ・ベゾス 発明と急成長をくりかえすアマゾンをいかに生み育てたのか』(いずれも日経BP)、『PIXAR 〈ピクサー〉 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話』(文響社)、『リーダーを目指す人の心得』(小社)などがある。著書に『実務翻訳を仕事にする』(宝島社新書)、共著に『できる翻訳者になるために プロフェッショナル4人が本気で教える 翻訳のレッスン』(講談社)がある。

「2022年 『ザ・メタバース 世界を創り変えしもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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