ウィキペディア・レボリューション―世界最大の百科事典はいかにして生まれたか (ハヤカワ新書juice)

制作 : Andrew Lih  千葉 敏生 
  • 早川書房 (2009年8月発売)
3.71
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  • 本棚登録 :134
  • レビュー :20
  • Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784153200050

作品紹介・あらすじ

全世界で15万人が執筆し、合計1000万以上の項目を有する巨大百科事典ウィキペディア。執筆も修正も削除も自由な百科事典を不特定多数の好事家の手に委ねるという無謀なコンセプトを実現させるには、テクノロジーの進歩のみならず、ルールの制定や管理者権限の調整など、共同作業を管理(あるいは放置)する手法の成熟も必要であった。ウィキペディアの苦渋に満ちた草創期から、爆発的に増殖を続ける現在までを、自らも編集者・管理者として携わる気鋭の学者がレポートする。

ウィキペディア・レボリューション―世界最大の百科事典はいかにして生まれたか (ハヤカワ新書juice)の感想・レビュー・書評

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    ── アンドリュー・リー/千葉 敏生・訳《ウィキペディア・レボリューション
    ~ 世界最大の百科事典はいかにして生まれたか 200908‥ ハヤカワ新書》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4153200050
     
     Andrew Lih 19‥‥‥ America Pekin /Wikipedia Weekly 主宰
     
    …… 15万人が執筆し、合計1000万以上の項目を有する巨大百科事典
    ウィキペディア。執筆も修正も削除も自由な百科事典を不特定多数の
    好事家の手に委ねるという無謀なコンセプトを実現させるには、テクノ
    ロジーの進歩のみならず、ルールの制定や管理者権限の調整など、共同
    作業を管理(あるいは放置)する手法の成熟も必要であった。ウィキペ
    ディアの苦渋に満ちた草創期から、爆発的に増殖を続ける現在までを、
    自らも編集者・管理者として携わる気鋭の学者がレポートする。
    (Amazon「BOOK」データベース&著者紹介情報」より)
     
     昏昔ものがたり ~ やはり、そうだったのか!! ~
     
     むかし矯風会(1886-1893 設立)、いま風紀委員会(風点 1961 瘋癲)、
    はてなダイアリー評議会(20031128-20080901)、人ま会(20061010-)、
    ウィキペディアには「編集委員会」のようなものは存在せず……。
    http://q.hatena.ne.jp/1458454523#a1255453(20160321 06:57:40)
     
    (20160328)
     

  • 利用側ではなく提供側の視点で書かれているため、知らなかった裏話等も多数披露されている。
    英語版だけではなく、各国語への展開とそれにまつわる文化の違い等も大変興味深い。
    Wikipediaについては賛否さまざまだが、今後のネットに大きな影響を及ぼすものの一つであることは間違いないだろう。

    2回目
    確かにそうでしたね、みたいな・・・

  • ウィキペディアでは、4つの自由が与えられている。
    1、著作物を複製する自由
    2、改変する自由
    3、再頒布する自由
    4、改変版を再頒布する自由

    自由にアクセス、複製、改変、利用してもよい。

    これがウィキペディアの重要なFREEの概念。

  • 世界最大の百科事典、Wikipediaの歴史と謎が明らかに。

    Wikipediaを引用してはいけない、それはなぜか。内容に信頼性がないから。でも、ブリタニカとどっこいどっこいという説もある。誰でも自由に編集できるなら、悪意を持った誰かのいたずらや、善意の困った人による質の低下が問題にならないか。

    色々と気になることがあったWikipediaについて、知りたいことを結構知ることができました。限られたコミュニティの中で存在していた初期は、うまくいっていたやりかたが、ここまで全世界に成長してしまうとうまくいかなくなることもある。でも、人間の善意と自律を信じて、困難だけど崇高な目的へ進む。

    正直、完全に自由に編集できる状態で、高い質を維持するのは不可能だと思う。愉快犯やステマだけでなく、善意の困った人もいるし。そこまで全員が責任と高い精神性を持って参加できるとは思わない。でも、挑戦し続ける価値はある。

    Wikipediaを引用元にできるかどうか問題ですが、まず、Wikipediaが二次情報である以上、一次情報源にあたらなければならない原則に反するのでダメだと思う。あと、Wikipediaに限らず、複数の情報源でウラをとるのが道理。だから、ちょっとググればいいくらいの、個人的な調べならWikipediaでいいけど、責任を伴う場合はWikipediaを事実確認の情報源にするのは問題でしょう。

  • WIKIは多くの人が知識を共有するのに便利。
    昔のBBS当時から、掲示板型の書き込みには、「荒らし」はつきもの。

    ただし、
    トロール
    ソックパペット
    2つの概念ははじめて知りました。

    また、WIKIの現状としては、言語話者数と記事数の比較で少ないのは、アジアとのこと。ネットにおける南北問題は解決していあいようだ。

  • (推薦者コメント)
    ウィキメディア財団は、全世界に知的財産としての百科事典などを無償で提供・更新し続けることを目的とした非営利組織である。そのプロジェクトの中でも最も有名なのが、ウィキペディア(Wikipedia)である。そのウィキペディアの実現には、数々の苦悩があった。今でこそ誰もが気軽に利用するウィキペディアの、歴史がここにある。

  • ウィキペディアの思想とウィキペディアのある現代社会の思想。

  • Wikiのコミュニティは、とても基本的な基準が設けられている。優れた文章、中立性、信頼できる情報源。検証可能性。質。思慮深いコミュニティ。
    Wikiには参加のバリアがなく、ユーザは情報をすぐさま変更、作成することができる。
    ・Wikiは百科事典
    ・Wikiは中立的な観点
    ・Wikiの利用はフリーで誰でも編集が可能
    ・Wikiには行動規範がある

  • 数少ないマトモなウィキペディア本

  • 2010 12/15読了。筑波大学図書館情報学図書館で借りて読んだ。
    『ウィキペディア革命』とは好対照に、全体にはWikipediaに肯定的な本・・・というか序文がジミー・ウェールズで著者もウィキペディアン、となれば当然でもあるか。
    Wikipedia発足に至る経緯についての細かい説明や背景が書かれている。知っていることも多いが、飛ばし読みでもなかなか面白い。
    荒らしやトラブルとその対先に疲れたり失望する熟練ユーザ、という構図も興味深いが、こちらは悲しくもある。
    結局、解決策は明示されないしね。いや、できてたら凄いのだろうが。

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