小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)
- 早川書房 (2010年2月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
- / ISBN・EAN: 9784153200111
感想・レビュー・書評
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ジェイソン・フリード、デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン著、黒沢健二ほか訳『小さなチーム、大きな仕事—37シグナルズ成功の法則』(ハヤカワ新書juice、2010年)読了。一気に読み通して、本が線引きやメモで真っ赤になった。
自分の中では、今年読んだビジネス書のなかで間違いなくナンバーワン。興奮冷めやらぬまま、信頼するボクの仲間にも読んでもらいたくて、2冊注文しちゃいました。私自身もこの先、何度も読み直すことになるでしょう。それくらいの衝撃度。
中身についてはコメントしません。ぜひご自分の目で確かめてください。少なくとも現在のボクの問題意識に、こんなにぴったりはまる本はありませんでした。 -
おもしろく読めた。読んでいると、いろいろとアイデアが沸いた。読み返せば、また違うアイデアが出てくるかも。
「アイデアは永遠。ひらめきには賞味期限がある。」ここで言う「アイデア」とは?「ひらめき」とは?何となく分かるような気がするが、はっきりしない。上の文章で書いた「アイデア」は「ひらめき」かもしれない。 -
Getting Realの新書版ってとこか。37シグナルズ成功の法則とか、満員電車加齢臭の漂うサブタイトルを付けるあたりが、ひよってんなぁ。
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いい会社なのだと思う。
こういう会社ばかりだといいと思う。
こういう会社で働いてみたいと思う。
こういう会社を立ち上げてみたいと思う。
でもなにか違う気がするのはなんでだろう?
こういう本は、得意ではない。
でも、悩むためには最適かも。 -
「これについて考えよう」ではなく「これについて決断を下そう」と思うこと
決断は進歩だ
「あとで決める」を積み重ねていくことはできないが、「決断したこと」を積み重ねていくことはできる
問題が起こるのは、後に完璧な答えが得られるだろうと期待して決断を先延ばしにするときだ。完璧な答えはやってこない。
普通よりも10倍効率的な人とそうでない人を分けているのは、効率的な人たちが10倍懸命に働いているからではない。彼らは10分の1の労力しか必要ない解決策を思いつくのに創造性を使っているのだ
単に他をまねるのではなく、あなたの信じているところで競合と闘え -
「複雑なものはうまくいかない」ドラッカー先生の言葉を思い出した。読みやすく1時間コースだが、栄養はたっぷり。起業を考えられている人は大いに参考になるかと。逆に大手企業組織人は読むと溜息がでること請け合いなので、おすすめしませぬ。
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シンプルな働き方で、小さなチーム(3人でスタートし、現在16人)で大きな成果を出している37シグナルズからのヒント。
訳がよいので、すごく読みやすかった。
37シグナルズの社員は、2つの大陸、8つの都市にいる!
時差を調整してコアタイムを設けているようだが、基本的に各自がどんどんプロジェクトを進めている印象。
自律した社員×信頼関係×環境、環境を創ることの大切さも確認。
小さな会社ならではの工夫が紹介されていたが、大きな会社に勤める小さなチームをもつ人にも応用できることはたくさんある。
いつかこんなチームを創りたい。 -
色々とヒントになる。ベースが高い技術やサービスありきなので、簡単にはいかないかも。