- 本 ・本 (456ページ)
- / ISBN・EAN: 9784153350045
作品紹介・あらすじ
英国の飛行獣リヴァイアサンは親ドイツ化するトルコへ。そこで脱走を試みたアレックが出会ったものは!? 人造獣が空を舞い、機械兵が地を駆ける第一次世界大戦で、少年少女の心の絆が試される!
感想・レビュー・書評
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相変わらず、面白い!ダーウィニストとクランカーという性格のことなる陣営も面白い。今回は表題のベヒモスもだけど、これからの役割どころが沢山ありそうなロリスがいいです。おしゃべりロリスの今後の活躍が目に浮かびそうです。デリンの秘密がいつアレックにばれるのか、そしてばれたあと二人はどうなるのか興味は尽きない。もちろん、この大戦の行方もだけど。3部が待ちどおしい。日本はどうえがかれるのだろう(テキストもだけど、イラストがどうなるか。早く見たい!)デリンに加え今回登場したリリトも可愛い!これからも是非登場を期待。
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ななこさん日向さん、こんばんは~♪「リヴァイアサン」の続きですか?今回もイラストが素敵ですね^^私も早く1作目読まなくちゃ!日向さん、こんばんは~♪「リヴァイアサン」の続きですか?今回もイラストが素敵ですね^^私も早く1作目読まなくちゃ!2012/06/26
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日向永遠さんnanacoさん、コメントありがとうございます。「リヴァイアサン」の続きです。3部作の2作目です。表紙もですが挿絵が沢山あってそれも凄く良い...nanacoさん、コメントありがとうございます。「リヴァイアサン」の続きです。3部作の2作目です。表紙もですが挿絵が沢山あってそれも凄く良いですよ~是非読んでみてくださいね^^2012/06/27
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前巻に引き続き、良質なジュヴナイル。登場人物の、思考ではなく行動を追っていけばいいせいもあってか、とても速くページが進む。
…それにしても主人公の王子様は、自分の正体を明かすことについて軽率すぎやしないだろうか。ヴォルガー伯の苦労がしのばれる(笑)。そのおかげで話が軽快に進んでくれるだから、読み手にとってはありがたいのだけど。 -
「リバイアサン」に続く3部作の第2巻です。今回も、公子の不注意な行動や発言が原因でスリル満点のジュブナイル物語が展開します。舞台となるイスタンブールの雑多な街中で逃亡と追跡が展開され、インディージョーンズ並の面白さで一気に読み終わってしまいました。
遺伝子改良獣のすごさにスチームパンク系が弱いなと思っていたらやはりドイツ軍とんでもない秘密兵器を完成させていました。しかも次は日本が舞台になるような微妙な台詞があったので第3巻が待ち遠しい! -
秘密が公然となるスピードが早い!なんだかもったいない。パーキング・スパイダーズ!
後は女という秘密だけですな。この秘密が明らかにされたとき(明らかにされるのは決まってるでしょう)、何が起こるのか楽しみにしておこう。才知ロリスが何者かも気になるところ。
そもそも公子様は少々軽率で、人を信用しすぎ。ヴォルガー卿でなくても小言を言いたくなる
オリエント急行、ベヒモスよりも、スルタンの機械人形の方がインパクトが強かった。自分の巨大化というとガンダムとかを思い出すから?
ちなみに、間接的に結構人を殺してる。戦争だからしょうがない、のかな?味方意外の人の生死には結構淡白。
身分の差も重要な要素。古今東西人間のやることはかわらない
表紙の右端の触手が不気味 -
前作『リヴァイアサン』に続く、架空世界での第一次大戦記(笑)。
身分を隠して逃亡を続けるオーストリア大公の後継者アレックと性別を偽って英国軍艦に乗り込んでいるデリン士官候補生の冒険譚です。
今回の舞台はイスタンブール。
スルタンの専制を覆そうとする反政府組織のリーダーの娘リリトの登場で、ややこしい三角関係が生まれるのが笑えます。
とはいえ本筋でも(それなりに迫真の)戦闘シーンがあったり新メカ(含む人造獣)がドンドン登場したりと、読者を飽きさせない展開は変わりません。
個人的にはいかにもジュブナイルぽい挿絵が随所に出てくることや、いくら男性のフリをしてるからといってデリンの言葉遣いがハスッパすぎるだろっといった不満もありますが、女性翻訳者ということもあり、見逃せる程度ではあるかと思います。 -
1巻より好きでした。
問題は、リリトが事実を知っていたか、ですよ。(そこか?)。訳では、知ってることを匂わせてる感じですが、どうなんでしょ。アレック、君こそ鈍すぎだよ!と一応つっこみ。次巻が楽しみ。 -
面白いです。新しい登場人物(特にリリト)も盛り上げてくれたし勢いの衰えない2巻だったと思います。
ぐっと涙が出そうになる別れのシーンもありましたし、いよいよ実際的な戦いが始まったなと思いました。
そんな登場人物の中でも女性陣かっこいい。
ネネは不思議な力を感じさせる指導者で、
リリトは賢く、自立した女性でありながら大胆でかっこいい、そして色っぽい。
そして、デリンは戦士としてアレックを守り粗暴に振舞うのに、その心は繊細で健気で切ないという、たまりません。
リリトとデリン、アレックを囲んだ関係はソワソワして盛り上がりました。
アレックは本当に公子然としていて、育ちの良さからの手落ち感とか、賢いんだけど少し及ばないとか、公子であるゆえの孤独からのデリンへの必死な思いとか、食い違ってるそういうところが本当にほっとけない。
人物像がしっかりしているなあと思います。
この小説ではヴォルガー伯が特に気になるキャラクターなので合流した後の展開がまた気になります。
いよいよ決戦?は間近。舞台はアジア、しかも東京ということで怖いながらも楽しみ。
2012年冬発行なんてすぐですからね! -
対クラーケン用ネットが2重とか3重だったらどうするつもりだったんだろう。
普通、そうすると思うけどね。
テスラ・キャノンも、電気ウナギのでかいの作ればダーウィニスト側もすごいのが作れそうな気がするね。
でもこれやると、不可能はなくなるよね。
第三巻は、日本で強化人間に出会う、とかやってくれ。
クジラを改造しても許されるなら、人間を遺伝子操作しても許されるだろ。
ぜひ、ロケットで空を飛ぶ人間を出して欲しいなあ。
ヴァーリィの「ウィザード」翻訳してくれよん。
デリンの人称は「おれ」で貫き通すのかな?
俺のおばあちゃんも「おれ」って言ってたから、それでもいいけど。
お約束としては、エピローグで大人になったデリンは、「わたし」となるんだろうなあ。 -
1巻より格段におもしろくなってる。世界観に慣れてきたのもあるが…ストーリー人物描写はよくあるパターンで一本道だけど、読ませる。3巻12月ってのは長いなぁ
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アレックはまだ、デリンの隠された素性に気づいていないが、ヴォルガー伯爵は気づいた。完結編は12月までお預けだ~。
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