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Amazon.co.jp ・本 (496ページ) / ISBN・EAN: 9784153350076
作品紹介・あらすじ
人造獣と機械が空を舞う第一次大戦。東京へ向かう飛行獣リヴァイアサンは、ロシアのツングースカで驚異の光景を見る。公子アレックの戦争終結の願いは叶うのか? 世界で絶賛される三部作完結篇
感想・レビュー・書評
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カッパ!強いカッパ!そして日本はまともな描写でした。
普通男装の少女が出てきたら、一瞬の色気とかが描かれると思うのです(?)が、そういったとこがほとんどないのが新鮮で。
終わっちゃうのが残念です!
wiki見て、えっ奥さんあの人、と衝撃でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読。
リヴァイアサンシリーズ終了
さくさく読める作品
日本が登場するが一瞬だけ。
アニメ化か実写化かすれば良さそうと思う -
933-W-3
閲覧 -
リヴァイアサンシリーズ完結。童心に戻って読める安定した作品だった。ただ、たくさん出てくる登場人物や、小道具がいまいち生かしきれてないような。ベヒモスすげーーー!ボブリルかわいいいい!で終わってしまう。で結局何だったの?みたいな。それはともかくデリンちゃんが可愛らしかったので良しとするが、カッパのイラストだけは日本人として納得いかない。
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リヴァイアサンシリーズ完結。
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【由来】
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【期待したもの】
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【要約】
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【ノート】
・あれ?何か、大団円のスケール感が、期待していたほどではなく、尻すぼみ感が...。 -
90:男装の飛行獣乗りデリンとオーストリア公子アレックがWW?の世界を駆け回るシリーズ最終巻。クランカーとダーウィニストという世界観も魅力的だし、デリンのウィットと漢気、アレックの繊細さや真面目さがうまく絡んだ物語展開もとても面白かったです。
この世界で、WW?は二人の活躍によって終結し、泥沼化することなく世界は明日を迎える。読み応え、読み心地ともに素晴らしかったです。SF、FT、歴史好きさん、どの方にもお勧めできそうな間口の広さも素敵。 -
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第一次大戦時の史実を織り交ぜた空想科学小説3部作、完結です。
人造獣とロボが闊歩する世界を十二分に堪能しました。世界を救う旅が結局のところ嫁探しの旅だったというオチでしたが。
思想や宗教や民族が入り混じり、それぞれの正義が互いに潰し合う戦争。それを一個人が最終兵器を使って止められるなんて、確かに誇大妄想。狂人の発想。大切な人を救いたいという個人的な感情を優先する感覚の方が、それが正しいとは言えないとしても…健全に思えます。
ジュブナイル小説として良い終わり方でした。 -
待ってました。3部作のラスト。秘密がばれてからは少し失速気味だったものの、全体としてはかなり楽しめて満足。それにしても、P169の挿絵には笑わせられたなぁ。
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リヴァイアサン、シリーズ三部作読了。独特なスチームパンクSFファンタジー。SFとしての描写も、活劇としても、また初々しいラブストーリーとしも無理なくワクワク読ませてくれる。士官候補生シャープ、オーストリアの公子アレック二人を中心に周りの個性的なキャラが史実とファンタジーの間を自在に行き来する物語。
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清々しいまでの、SF冒険活劇。読んでよかった。この本に出会えてよかったと言うべきか。
借りて読んだけど、文庫版も出てるみたいだし、むしろ買おうかと本気で考えてる。
第三部は、SF要素が一番強かったかな?読者としても、これまでの集大成として(一・二部で培ってきた、ダーウィニストやクラーケンの戦闘知識)、ついに大戦における実戦が用意されている。
日本も少し登場します。世界が恐れる“カッパ”にはちょっと笑ってしまったw
そしてアレックとデリン、双方の気持ちの揺らぎも読みどころ。戦争中の愛する者同士って、きっとこうなんだろうなぁ・・・と胸の奥が締めつけられる思いがしました。どっちにも感情移入できるように物語を組み立ててきた作者に感服。
恋愛感情をここまで純粋に描いたものを久々に読んだ気がする。
あとがきによると、この作品のコスプレやイラストなどを作者のブログで紹介してるらしい。そういう創作意欲がわく気持ち、よくわかります!
表紙絵の内田パブロさんの絵がまた美しすぎて、読書欲だったり想像力を掻き立てますね。挿絵もパブロさんだったらさらにやばかったかも(笑)。 -
BSフジ「原宿ブックカフェ」のビブリオバトル、池澤春菜さん紹介ということで、ちょっとミーハーな気分で読み始め。
新☆ハヤカワ・SF・シリーズ、ハードなSF好きが買うシリーズかと思いきや、少なくともこの作品に関しては、良くできたジュブナイル(死語?でも、ライトノベルと言うとちょっと違う気が)。SF(スチームパンク、バイオテクノロジー)による味付け・世界構築はしていて、例えば、矢弾コウモリとか、飛行獣の生体バラスト(^^;)とか、面白いネタもあるのだけれど、メインはそこではなく、登場人物の心や会話の交流であったり、恋愛であったり。ただ、最近何となくライトノベルで流行ってそうな、ちょっと世をすねて斜めに見ていたり、妙に暗い秘密を抱えて悩んでしまっている(中二病?)登場人物とか、そういうのとはさっぱり無縁。自分の信じるもの、好きなもののために真っ直ぐな二人の主人公がとにかく清々しい。多少のご都合主義、スーパーマン的ディランの完璧さ、二人の主人公視点の描き分けが不十分な、とか、ちょっと気になるところもあったのだけれど、素直に人に(子供とかにも)薦められるような明快な作品でした。
内容的に、三部作はちょっと長いかな。でも思ったよりすらすら読めたので、まずは第一部を手にとってみるといいかも。
ちなみに、非常に美麗な表紙イラスト(邦訳書き下ろしらしい)だが、本文内のイラスト(こちらは原作ママ)とのギャップに最初びっくり。ただ、この本文イラストも、古き良き時代のジュブナイル風で、慣れてくると味があってよかったかな。 -
このシリーズの中では、日本が舞台に鳴っていることもあり、一番の盛り上がり。
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『リヴァイアサン』シリーズ完結編。
トルコを離れたリヴァイアサンは、ロシアを経て日本、さらに太平洋を越えてアメリカまで飛んで行きます。
ロシアの戦闘熊はともかく、日本の人造獣・カッパはすごいです。
って言うか、この作者の日本のイメージがスゴ過ぎます。
ダーウィニストとクランカーの良いとこ取りって、西洋人の日本に対するイメージがこんな感じなのかな?
何にしても、アレックとデリンの関係も落ち着いて大団円。
楽しい三部作でした。 -
すごく楽しんで読んでいたので、ラストは少々物足りない感じがした。
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