- 本 ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784153350502
作品紹介・あらすじ
感染症〈ブレイクス〉が流行している北極圏の街クアナークでは、さまざまな事情を抱えた人々が暮らしていた。そこでなかば伝説として語り継がれるのは、シャチやホッキョクグマといった動物と意識を共有し一体になれる女の物語だった。キャンベル記念賞受賞作
感想・レビュー・書評
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久々に読むの辛かった~(泣)
SF小説って、世界観を理解するまでは読みにくくて、途中から乗って読めるようになるものだけど、この本は最後まで読みにくいのが続いた。訳のせい?構成のせい??
キャンベル賞とやらを取ったみたいですが、人にはおすすめしません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容が頭に入って来ず、途中で断念しました。
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SF。
群像劇風の構成が、良くも悪くも特徴的。
なかなか入り込みにくいが、複数の視点が交差していくと盛り上がってくる。
都市の世界観、感染症、精神結合、家族愛、犯罪組織と、いろいろ詰め込みすぎな気もする。
個人的には、動物との精神結合が非常に興味深い。 -
海面上昇が進み、水没や内戦で多くの国家が消滅した近未来を舞台にしたSF小説。4人の登場人物と謎の放送(?)を小刻みに替えながら話は進むが、現在とはまったく違った世界観やテクノロジー、風俗など矢継ぎ早に繰り出されるアイディアについていくのがやっとで、小説として楽しめるようになったのは中盤を過ぎてからだった。歳のせいか最近のSF小説はこの傾向が強くて、新作を読むのを躊躇してしまう。ジョン・W・キャンベル記念賞受賞作。
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