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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784160070295
感想・レビュー・書評
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藤井聡太人気にあやかって、これまでに行った棋士との対談を寄せ集めた本。
古くは1997年の谷川浩司さんから、 2021年の渡辺明&伊奈めぐみさんまでと、期間的に20年以上の幅がある。
対談相手は将棋界のそうそうたる人達。
出版のきっかけとなった藤井聡太さんとの対談はありません。
なにせ2002年生まれですから、学生の藤井くんとの対談は遠慮していたようです。
阿川佐和子さんが将棋を知らないこともあり、ざっくばらんな話題も聞けて面白かった。
つまり、将棋を知らない人でも楽しめる内容です。
対談者と対談時期を本書の掲載順に挙げておきます。
だんだんと過去にさかのぼっています。
杉本昌隆 2020.9
先崎学 2020.4
佐藤康光 2018.3
佐藤天彦 2016.7
羽生善治 2015.5
森内俊之 2014.4
米長邦雄 2012.3
瀬川晶司 2005.12
谷川浩司 1997.7
渡辺明 2005.2
渡辺明&伊奈めぐみ 2021.1
最初の杉本さんが藤井聡太の師匠で、小学生の頃の藤井少年のことを話しています。
藤井聡太の初めてのタイトル挑戦相手が渡辺明さんで、将棋に疎い人にも名前を知って貰えたようですね。
「将棋の渡辺くん(8)」はそろそろかなと思って調べてみたら、2025年6月9日の予定であることが分かった。
渡辺明&伊奈めぐみご両人は、昨年の11月22日(いい夫婦の日)に離婚しましたが、新刊ではそのことにも触れているらしい。
渡辺明さんは膝の怪我の治療のために6月30日まで休場が決まっています。
そのころには伊奈さんのマンガと併せて渡辺明に触れる機会が多くなりそうです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
#2745-3-40
#3718ー30ー149 -
「聞く力」の著者のインタビューと写真。
私は写真が気に入っているので、将棋本と思わずに雑誌の付録としてみてしまっています。 -
対談時期が10年以上にわたってバラバラなので、それは認識した上で読まないといけない。
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なんでこの掲載順? 時系列が良かった。
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週刊文春に掲載されてた棋士達との対談集。新しいものから過去の対談に遡っていくのだけど、一番古いのが渡辺名人の結婚直後のものでかなり昔からやってたのだと。私が将棋を全然見てなかった時の事がいろんな棋士の口から語られて面白い。今の時代に同じように聞いてもなかなかしゃべってくれないようなこともあり、おおらかな時代を感じた。
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えぇ〜そんな事聞いちゃうのと思うくらいに、大胆な質問やそんな事突っ込むの棋士の大先生にと思うくらいにフランクな対談集で面白かった。
ぜひ第2弾で若手棋士も切り込んで欲しいです。 -
読了 20211007
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将棋の専門用語少なめの対談集。
天才たちの人生観が面白い。
勝負師たちの人生観、勝ち負けの気持ちの切り替え、そして次世代が迫ってくる「恐怖」との戦い方に、個性がでている。
そして、将棋に対する情熱と愛がそれぞれれにあるので、読んでいて気持ちが良い!
文藝春秋の作品





