文藝春秋が見た戦争と日本人 (文春MOOK)

  • 文藝春秋 (2022年7月21日発売)
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感想 : 3
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784160070493

感想・レビュー・書評

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  • もちろん原典は古いわけだけれど、それをこうして掘り起こし、集大成してみると、わが「美しい国」がどれほど美しくないのかが、決定的に再確認することができてしまう。この本が話題になっているように思えないのが、とても心外である。

  • 2022京都外大図書館プロジェクト Library Explore Mission(L.E.M.)学生選書
    京都外大図書館所蔵情報
    資料ID:655751、請求記号:210.7||Bung

  •  文藝春秋で語られた戦争がまとめられた一冊。

     令和の今の視点で振り返るだけではなく、戦争中から直後、数十年経った時の記事などが様々にあり、その時その時に戦争が当人達によってどう振り返られていたかが分かる。
     軍人やその家族だけでなく、作家や芸能人など人選も多彩。『置かれた場所で咲きなさい』の作者が二・二六事件で父を殺された人だったとは知らなかった。
     太平洋戦争の空気は私達が思うより近い位置にある。ただ、それを直接知る人はもうすぐいなくなってしまう。その空気を伝える記事の価値は重い。

     

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