阿部智里「八咫烏シリーズ」ファンBООK (文春ムック)

  • 文藝春秋 (2023年4月19日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784160070622

感想・レビュー・書評

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  • 「八咫烏シリーズ」ファンへの贈り物。
    インタビューや対談、松本清張賞受賞の話、作者の読書道、
    作者によるゆるっと登場人物紹介、作品ブックトーク、
    作品Q&A、作品装画創作過程、阿部智里年譜、コミカライズ、
    「八咫烏シリーズ」作品リスト、エッセイ、短編小説2編など、
    盛り沢山の内容。おまけは雪哉のシール。

    ファンなら満喫出来る、盛り沢山の内容!
    いままでの対談、荻原規子や夢枕獏、中島京子が良かったです。
    作家デビューするまでの愛読書の話は、著名ファンタジーや
    コミックも。嬉しくなっちゃうラインナップでした。
    執筆室という名の缶詰部屋のエッセイに笑い、
    山内当生風俗通や、著者による作品Q&Aでの設定あれこれは、
    驚きと刮目。各キャラの食の好き嫌いやイメージカラーがあるし、
    雪哉の各巻(単~玉依姫)での年齢、やっと分かりました。
    雪哉の第一部と第二部でのイメージの花が異なるんだ~。
    うん、お腹いっぱいで満足です。続編も待ち遠しい。

  • これは烏ファン必読の1冊!
    雑誌等に載ってたインタビュー等がまとめられ、なんとコミカライズしている松崎さんによる素敵な描き下ろしイラストも!!
    読んでて改めて阿部さんと言う1人の作家は生まれながらにして作家だったのだなとしみじみ思った。
    これからの烏シリーズもだけど、他の新しく生み出されるだろう作品が今から待ち遠しくなった。

  • 大好き!八咫烏シリーズ!!
    第一部のまるで絵巻物のような美しい表紙を見られるのも嬉しいし、雪哉のシールもかわいい。
    八咫烏シリーズファンにはたまらない内容です。
    一気に読むのが勿体無いので、じっくり堪能したいと思います。

  • シリーズ手を出してる人は是非読んで。未読の人はとりあえず1巻読もう。単は、めちゃくちゃ好きでラストが拍手喝采やったんよなぁ。私の好みドンピシャで。あのラストだったからこそシリーズ追おうってなったもん。まぁ雪哉を好きになってしまったが故にハードモードで毎巻死にそうになってる。
    Q&Aも読み応えバッチリ!
    単の作者ゆるっと人物相関図めちゃくちゃ笑う大好き。ますのほすすきかわいいよね、あせびへの声とあせびからの声の差に笑う、ろくな配下がいない長束にも笑う、って路近子供おったん!?あと、白珠駆け落ちして多分幸せなやってるらしくてよかったほんとに良かった。

  • そこまでのファンではないが、、、

  • 未読の作品もあるため、ネタバレにならないよう、登場人物インタビューと幕間小説を中心に読んだ。
    一番好きなのは、背表紙裏の「山内観光マップ」
    全体像が把握できて面白い。
    装画が作られるまでの記事も興味深かった。
    何気なく手に取ってみてる本ひとつとっても、いろんな人の手がかかっているのだなということがよくわかった。
    このファンブックが発売されたときは、シリーズ9まで出ている前提で作られているので、そこまで読むのがおいついたら、全てを読みたいと思う。

  • 八咫烏シリーズの細かい設定とか読めて面白いのだけれど、何よりも阿部智里がどうしても作家になりたかったこと、そのために何をしたのかという話のボリュームがすごい。これから作家デビューしたい人は読むと良いかも。

  • 八咫烏シリーズに関するインタビュー、対談、エッセイ、掌編2話、読者とのQ&A等で構成されたファンBOOK。著者の生い立ちから語られ、どのようにシリーズが生まれたのか知ることが出来て興味深く読んだ。(ただ内容が重複するので後にいくに連れお腹いっぱいに…。)カバーイラストやコミカライズ等にも著者の意見が反映されて並々ならぬ作品への愛を感じた。Q&Aのマニアックさに私は付いていけず。3巻で打ち切りにならずに本当に良かった。あと数冊で完結らしいけど最後まで楽しみに追いたいと思う。

  • 24/4/25〜5/7
    名司生さんのシールは嬉しいけど、綴じ込みなのでページを繰りにくいなぁ
    時期ごとのインタビューがたくさんあって、大満足
    想像力の翼を折らずに伸ばしてくださったご家族に感謝
    短編を再読。スラックスの男性だれなんだろう

    4/25〜単から順に読み返して、弥栄まで読了したけど、まだわからないことばかり
    特に、山神と山内の関係性が難しいな
    弥栄での山内衆や雪哉の鼓舞する感じや戦後の喪失感などは、戦争物だなぁと感じた
    どちらかが絶対悪ではなくて、やったらやり返すになっている。どこかで矛をおさめなければ
    こうやって、一丸となって猿や山神問題に取り組んでいるかと思えば、内部で権力闘争なんかにうつつを抜かしていたりもして、本当に現代社会を描いいるなぁと

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