喫煙室 (第21集)

「喫煙室」編集部

• 文藝春秋企画出版部 (2010年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[hito-kotoさんの感想 · 2019年6月13日]

喫煙室第２１集「くつろぎの時間」、２０１０．３発行です。喫煙室が徐々に少なくなってきましたね。建物内禁煙の場所も多いみたいです。喫煙者にとっての煙草は、何ものにも代えがたい「くつろぎの時間」と思います。この本は煙草とかライターやマッチに関するエッセイ集と思いきや、「一服」という言葉が煙草休憩に限らず「くつろぐ時間」を指すごとく、いろんな「くつろぎの時間」がエッセイになっています。猫と遊ぶ、本を読む、公園に佇む、お酒を飲む、お風呂に入る、園芸を楽しむ、駅弁を食べる・・・など。２４人の著名人のエッセイです。