完全保存版 野茂英雄1990-2008 (Sports Graphic Number PLUS)
- 文藝春秋 (2008年12月4日発売)
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感想 : 8件
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Amazon.co.jp ・雑誌 (116ページ) / ISBN・EAN: 9784160081543
感想・レビュー・書評
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野茂英雄のすべて。
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日本人メジャーリーガーのパイオニア、野茂英雄の野球人生を厳選記事でつづる一冊。
伝わってくるのは一本筋を通す彼の意地と、心意気。そして高校時代やプロの外の世界でのエピソードは、彼の野球を通じた周囲への深い思いと、彼を育てた周りの人たちの愛情を伝えてくれる。
マウンドの外では口数の少なかった彼らしく、彼自身が語ったときの熱意とは違い、記事の大半が良く言えば客観、悪く言えば彼との距離を感じさせるものだったのが、少し物足りなかった。 -
野茂英雄という野球職人。わたしはそう呼んでいる。かれのことを知りたいのであればこの完全保存版をおすすめします。本人曰く、最初から特別に優れていた訳ではない。工夫や努力を重ねて築き上げられていたのが野茂英雄。
昔から彼のファンであったわたしは、この一冊を読んで再び、野茂英雄のすごさが分かった。
変わったフォームの、無口で不器用名イメージ。
でもわしからしてみれば、大好きな野球をひたすら真っ直ぐに向かっていた野球が大好きな純粋な男に見えて仕方がない。
1990年から2008年まで、ナンバー誌で取材や特集された記事がこの一冊に集められている。
一部紹介したいと思います。
野茂英雄はボールで会話する。
1990 ドクターKの誕生。
「僕はイケイケのピッチングですから」
1995 海を渡った豪腕。
1995年5月2日、しるされた第一歩。
1996 揺るぎなき前進。
野茂英雄×江夏 豊
交錯する二人の野球観。
奇跡のノーヒッターは、いかに生まれたか。
1999 試練を越えて。
10年目の道程。
2度目のノーヒッター
先駆者が見せた意地。
2002 再びエースとして。
新たな挑戦 文◎編集部
「僕が次世代に伝えたいもの」
2008 新たな旅路へ。
「引退、そして野球人生を語ろう」
などなど… -
野球人としての野茂。
生き方は、驚くほどストレートです。 -
「ボールで語る」という表現がしっくりくる方だと思います。
野球に関してはプレーを観て感じ取ってくれという姿勢に共感しま
した。
ぶれない生き方がかっこよくて、この本を読んだ3ヵ月後に私の
部屋にポスターが飾られることになりました。 -
2009/02
bk1 -
野茂英雄は孤独なパイオニアである.そして,全くぶれることのない己の哲学に従い,オンリーワンを目指してきたことがわかる.
ナンバー編の作品
