Number PLUS Sports Graphic イビチャ・オシム 日本サッカーに告ぐ (May2014) (Sports Graphic Number PLUS)

  • 文藝春秋 (2014年4月14日発売)
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本 ・雑誌 (132ページ) / ISBN・EAN: 9784160081949

感想・レビュー・書評

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  • 読み終えてまず思ったのは、、オシムジャパン、
    ワールドカップの舞台で見たかった、とのこと。

    オシムさんの“考えながら走れ”とは、当時も話題になっていましたが、、

    これは、ただやみくもに走るのでもない、
    かといって、考え過ぎてリスクを冒さないのでもない、とのバランス。

     “ヨーロッパで成功している選手は、誰もが走っている。
      とても単純なことだ。”

    意外と仕事にも通じる部分があるなと感じていたりもします。
    失敗を重ねながらアジャストしていきましょうと、ふむふむ。

     “彼女たちは日本人の特徴を生かした
      自分たちの戦い方を貫き通した。”

    そして“なでしこジャパン”のありようが、
    日本の目指すべきサッカーだろうとは、なるほどと。

     “ブラジルと同じプレーでは彼らに勝てなかった。
      日本スタイルでは、誰も日本に勝てないとの同じだ。”

    サッカーとはその民族の文明を投影していくものだ
    日本ならではのサッカーをつくっていく必要がある、そういうことでしょうか。

     “日本に欠けているのは、チームを勝利に導ける個人主義者だ。”
     “中田以降、日本には個人主義者がいない。”

    中田選手に限らず、中村俊輔選手や本田選手、香川選手についても、
    独特の観点で評価をされているのが、なかなかに興味深く。

    どこか、大学の授業を受けているような気分にもなれました。
    今年のワールドカップ前に読めてよかったと、あらためて。

    ん、見果てぬ夢と思いながらも、いつの日か、
    ワールドカップでオシムジャパンを見てみたいな、とも。

    さて、いよいよワールドカップまで、カウントダウンですね~

  • ナンバーで掲載されたオシムさんのインタビューを収録した本。新たにオシムさんが語った記事はないが、相変わらずオシム節は面白い。

  • 現在の日本代表を中心にJリーグを含め日本サッカー界全体にまで及ぶ話もある。そういった話だが、流行的なものにとらわれず、普遍的なサッカーの話で、なかなかおもしろい。”香川が遠藤や俊輔を進化させたバージョンだ”と言った話は、すぐ分かるものではないが、オシムのサッカー哲学を知るとその意味が分かってくる。そして、なぜ”走れ”というのかも分かる。

  • 未だに大人気のオシムさんです。
    志半ばで夢を諦めてしまった、という悲壮感があるからでしょうね。オシム監督のアジアカップのオーストラリア戦は覚えてます。高原の切り返しはいいゴールでしたね。

    しかし、時系列どおりに並べてくれないものか。PLUSだけでなく、通常でもありますけどね。日本シリーズ特集とか。なぜに、日付をさかのぼるカタチの構成なのか?時系列で並べてくれればわかりやすいのに。

    そういえば、もうすぐ2014WCです。前回の2010WCはオシムのTwitterやってたんですが、今回もやってくれるんですかね。試合観戦しているオシムの呟きを、通訳さんがつぶやくという。
    普段、全く興味のないTwitterでうが、あの時だけはやってたので、今回もやってくれると嬉しいです。

  • 過去のインタビュー寄せ集め過ぎやしませんか…。

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