野村克也と名将の言葉学。 (Sports Graphic Number PLUS)

  • 文藝春秋 (2020年6月25日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784160082472

感想・レビュー・書評

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  • 先日の日本シリーズでジャイアンツが2年連続の4連敗で敗退し、セリーグが弱い、パリーグは力勝負の野球をやっているから強いというような意見をよく聞くようになりました。

    野村さんだったらどうおっしゃるかな?と思うんですよね。ヤクルトが強かった頃も、パリーグは力勝負の野球とか言われてましたが、野村さんは、頭を使っていない野球、と批判されていました。今回も、ジャイアンツがもう少し工夫すれば、もう少しいい勝負になったのではないかと。

    昔はID野球って、なんだか地味でチマチマしている印象で好きではなかったのですが、野村さんの数々の名言やインタビューをこうして読むと、とても人間味のある魅力的なアプローチだったのだなと、思うところが変わりました。

  • ノムさん追悼のNumberPLUS。ヤクルトの黄金時代を築いてくれた監督です、自分がヤクルト好きなのは、あの時代を見ていたからです。

    他の球団ではタイトルという結果は残せなかったですが、在籍中に蒔いた種が後に花を咲かせたことを考えると、力量って確かだったのだと思います。
    野村→星野のラインで成功している阪神と楽天。楽天は間に挟んでいますが。
    戦略・戦術家のノムさんと、アジテーター印象が強いの星野。この二人での監督交代は、理想的なのではないでしょうか。

    現在、ノムさんの薫陶を受けた多くの選手が監督となって活躍しています。野村チルドレンって言われるひとたち。彼らの活躍も期待してますが、そこから孫世代へと伝えて行くことも期待。そのまま継承でなく、それぞれのメソッドを付け加えてです。

    その人が亡くなっても、理念は受け継がれてゆく。

  • 野球の世界で勝ったリーダーの記事まとめ。
    必ずしも勝ちパターンは一つでなくそこに共通点はないが、今ある戦力を最大限生かしつつ他がやっていないことをやるという部分に共通点を感じた。

  • 監督とは気づかせ屋
    気づいたことをノートにつけて言葉のストックを作ったりしている
    見ている人が見ている一生懸命良い解説をして、良い原稿を書いていると、必ず誰かが見て評価するから。絶対に手を抜いていけない。

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