太平洋戦争の肉声 テロと陰謀の昭和史 事件の当事者たちはこんなに「文藝春秋」で語っていた (4) (文春ムック)
- 文藝春秋 (2015年3月19日発売)


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- 本 ・雑誌 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784160086241
感想・レビュー・書評
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満州事変から五・一五、二・二六事件など勉強不足分野ばかりだったので、文字を追うだけでちんぷんかんぷんな章も。柳家小さん師匠の話や日支青年座談会、東京裁判で乱心された民間人のA級戦犯の章などが面白かった。
真実がどうなのかはわからないが、排日を煽られた民間中国人や、ニ・二六事件の首謀者に陥れられた真崎大将など、誰かを袋叩きにしている時は何か裏があるということを覚えておかなければならない。
もうそろそろ殺伐とした読後感に疲れたし、現代の文体が恋しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
満州国にかかる当事者たちの帝国主義という利己主義的思考に嫌悪感を抱く。欧米露白人列強による進出・圧迫と乗り遅れまいとする日本人。軍・政・民・天皇 いずれもが微妙に責任を回避し国家の舵取りを誤った。
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