女のホンネ男のホンネ (文春ムック)

  • 文藝春秋 (2018年4月19日発売)
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Amazon.co.jp ・雑誌 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784160086722

感想・レビュー・書評

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  • 田辺聖子さん卒寿記念に、文春文庫のエッセイ3冊から名言を抜粋したムック本。田辺さんらしくなかなかに辛辣、でもユーモラス。勿論、時代の流れを感じるところは大いにあるけど、そういうところも含めて面白いと思える。夫の「カモカのおっちゃん」もまた、おセイさんに負けず劣らず名言が多くて、2人のやり取りが楽しい。
    「ええ年してロマンチックやな」
    「ええ年やから、ロマンチックになるねん」
    にはハッとしましたわ。
    余白は多めだけど、ページ毎にフォントの大きさ・太さや文字の配置が異なり、メリハリがあって、抑揚を視覚的にも感じられる。気軽に読めたけど、よくよく見るとなかなかに拘りがあって、そんなところも楽しめた。

  • 田辺聖子エッセイ集。独特の感性で女性、男性について、いわゆる言いたい放題しています。
    女はよく変質する。家庭という冷蔵庫にいれておいても、腐敗変質する。
    女は生まれ落ちるときから死ぬまで、オシバイを好む動物である。
    日本という国、どこまでも、子供を一人前扱いしないのが、いやらしい。
    もっともである。ピリッとスパイスが効いて、なるほどと思わせる。決して古くはないのが、素晴らしい。

  • 2019年7月7日 73冊目(7-3)

    初版発売時著者90歳

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著者プロフィール

田辺 聖子(たなべ・せいこ):1928年、大阪生まれ。樟蔭女専国文科卒業。64年『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』で芥川賞を受賞、以後精力的に書き続け、87年『花衣ぬぐやまつわる……わが愛の杉田久女』で女流文学賞、93年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、98年『道頓堀の雨に別れて以来なり』で泉鏡花文学賞と読売文学賞を受賞。2008年に文化勲章受章。大阪弁で軽妙に綴る現代小説の他に、古典文学の紹介、評伝小説など、著書多数。19年6月死去。

「2026年 『けったいな関係 田辺聖子傑作短編集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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