あのときの流行と「美しいキモノ」

  • 文藝春秋企画出版部 (2021年10月12日発売)
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本 ・本 (172ページ) / ISBN・EAN: 9784160090071

作品紹介・あらすじ

〈司葉子さん、清水ときさんが大絶賛〉
きもの好きな私が最高に幸せなお仕事をした『美しいキモノ』の富澤さんの情熱が一冊に実ったのね!
(女優・司葉子)
真面目にコツコツと笑顔で仕事をするあなたの研究成果を祝福します。乾杯!
(清水学園理事長・清水とき)

「美しいキモノ」で長年編集者として携わってきた著者だから書けた着物文化史。銘仙、明石縮、江戸小紋、縞、大島紬、絞り、越後縮……日本の伝統的な織物にまつわる知られざる逸話の数々。

はじめに
1.オリンピックの白い振袖
2.明治女学生の銘仙
3.入学式の黒羽織
4.女子の袴と富岡製糸場
5.明石縮の三百五十年
6.江戸小紋と永井荷風
7.縞の流行が語る格式
8.大島紬が飛ぶように売れた時代
9.長羽織全盛の大正時代
10.着つけ
11.訪問着が誕生した背景
12.袋帯は生活改善運動から生まれた
13.半衿がおしゃれの最重要ポイントだった頃
14.絞りは贅沢ゆえに禁じられた
15.御召は最上級の奥様の普段着
16.中形浴衣と鏑木清方画伯のゆかり
17.越後縮は上杉謙信の形見
18.令嬢スタイルの始まり
19.花嫁御寮の晴れ姿
20.黒留袖は振袖の袂を切った姿
21.和服の宝飾品は英国仕込み
22.和装のドレスコード
23.丹後縮緬の不思議ミステリー
24.養蚕と生糸、製糸工女の青春
25.着物の価値のありか
おわりに

感想・レビュー・書評

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  • はんなりほのかな藤色の華やかな装丁に心も踊る1冊。
    有閑マダムの優雅な着物生活を垣間見たような豪華な着物エッセイでした。着物の歴史もわかるし、着物好きとして「美しいキモノ」ははずせない雑誌なので、いつも美容院のタブレットで読んでますがたまには紙の雑誌を買ってみようかな〜。着物がお好きな方は、どうぞお茶を飲みながらゆっくり読んでみてください。

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