金谷ホテル物語 明治のホテルマンたちの遺訓 (文藝春秋企画出版)
- 文藝春秋企画出版部 (2022年12月12日発売)


- 本 ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784160090385
作品紹介・あらすじ
日本初のリゾートホテルと日本ホテル史黎明期
創業者・金谷善一郎と金谷カテッジインから新たな歴史が始まった。志を継ぐホテルマンたちの軌跡を綴るノンフィクション
創業者の志を継いだのは、長男・金谷眞一(金谷ホテル)、次男・山口正造(富士屋ホテル)、義甥・坂巻正太郎(レーキサイドホテル)……
《目次》
第1章 金谷カテッジインの誕生/第2章 イザベラ・バードと金谷善一郎/第3章 外国人が描く明治・大正時代の日光/第4章 日本の国際化とホテル/第5章 金谷ホテルの開業と経営/第6章 レーキサイドホテルと坂巻正太郎/第7章 日本式洋食の展開/第8章 嵐を乗り越えて
感想・レビュー・書評
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来年で開業150周年を迎えるのが日光金谷ホテル。
開業から今まで、何度も荒波に揉まれてきたがそれでも生き延びてきた金谷ホテル。
2016年に東武鉄道が買収したあとも、日光、いや日本を代表するホテルであることに変わりはない。
金谷ホテルのたどってきた歴史を貴重な資料とともに見ることができる。
箱根にある1878年創業の富士屋ホテルも日本を代表するリゾートホテルだが、そのホテルに金谷ホテル創業家が経営に関わっていた時期があった。
明治創業のリゾートホテルで、金谷ホテル、富士屋ホテル、万平ホテル、奈良ホテルは創業者一族が経営から離れても同じ名称で営業し続けて、人気のあるホテルだ。
そんなホテルの歴史を知ることができたので、また泊まりに行きたくなった。ネットで価格検索してお得なときに予約して、朝食に出る名物のフワフワオムレツを食べたいなあ。