学校 山本直樹短編集 (ビンゴC)

  • 文藝春秋 (1998年11月1日発売)
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感想 : 3
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  • 本 ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784160900394

感想・レビュー・書評

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  • オフビートの申し子。

  • 夢、それも悪夢が渦を巻くように収束する表題作、シュールでハイセンスないいわけ・青春劇場などの短編集。その中でも一番秀逸なのが詩人であるペンギンが主人公の『ファンシー』。シュールで淡々と進んでいるように見えて、本質はすごく切ない。

  • なんといっても冒頭の短編「学校」。ある学校のある日の放課後にあちこちで起こっている出来事を、驚異的なコマ割りでパラレルに描いているのは、この時点でのマンガ表現の最前衛であったと思う。

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著者プロフィール

カルフォルニア大学サンタバーバラ校助教授 
専攻=映画理論・日本映画
Dialectics without Synthesis: Realism and Japanese Film Theory in a Global Frame, University of California Press, 2020, “Eye of the Machine: Itagaki Takao and Debates on New Realism in 1920s Japan,” Framework 56, no. 2 (Fall 2015).

「2019年 『転形期のメディオロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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