大原さんちの不登校

  • 文藝春秋
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  • 本 ・マンガ (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784160901513

作品紹介・あらすじ

「学校に行きとうなか……」
原因は「ゲーム中毒?」「課題?」「発達障害?」「体罰?」
中学生次男の不登校に、家族で真摯に向き合った実録マンガ

自分の子供が「学校に行きたくない」と言い出したら、あなたはどうしますか? ネット上で賛否両論を巻き起こした『息子がいじめの加害者に?』に続く、「大原さんち」シリーズの最新刊。今回のテーマは“不登校”。

中学生になった大原家の次男レイだが、1年生の夏休み直前から様子がおかしくなった。朝、起きられない、食欲がない、遅刻が多い。やがて、クレジットカードの無断使用が発覚。レイがゲームソフトに課金していたのだ。自分がオンラインゲームの中毒であることをレイは告白する……。

一方、学校からの課題(宿題)提出に追い込まれ、レイはノイローゼ気味に。同級生の制服に穴を開ける、腕時計を壁に投げつけるなど、問題行動が目立つようになる。スクールカウンセリングでは、発達障害の疑いを指摘される事態に。八方塞がりの現実から逃避するためか、レイは禁止されたはずのゲームに再びのめり込むようになる……。

2年生の9月、ついにレイは学校に行くことができなくなった。不登校の背景に、担任教師による「体罰」があることを、レイはカミングアウトする……。「ゲーム中毒」「課題」「カウンセリング」「体罰」。問題山積のなか、レイは学校に戻れるのか? 

不登校児は全国24万人。その処方箋ともなる実話マンガ。

感想・レビュー・書評

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  • [写真](1ページ目)中学生次男の不登校に、家族で向き合った実話マンガ。異変は中1の夏休み直前に起きた…… | 文春オンライン
    https://bunshun.jp/articles/photo/64719

    「担任の先生に会いたくないけん、もう学校には行かん」次男の不登校生活が始まった | 文春オンライン
    https://bunshun.jp/articles/-/65245

    『大原さんちの不登校』大原由軌子 | コミック - 文藝春秋BOOKS
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784160901513

  • 中学生になってからの体調や様子に変化が起き、学校の先生を要因として不登校になった次男・レイさんを支えたお母さん目線のエッセイ漫画。家族みんなでレイさんを支えていく様子しっかりと寄り添う姿がすごく良かったです。前作の『息子がいじめの加害者に?』も読んでいたので、特に長男・タケさんが弟さんをお父さんから庇ったりするなどすごくしっかりした方に成長されているなと感じました。良いご家族なんだなと思います。

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著者プロフィール

1970年生まれ。長崎県佐世保市出身。2006年、『大原さんちのダンナさん このごろ少し神経症』(文藝春秋)でデビュー。著書に『お父さんは神経症』(文藝春秋)、『大原さんちの2才児をあまくみてました』(主婦の友社)、『大原さんちの食う・寝る・ココロ』(集英社)などがある。

「2021年 『子どもの一生を決める おうちお金教育』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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