おはよう、しっぽ

  • 文藝春秋 (2024年4月30日発売)
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感想 : 4
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  • 本 ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784160901704

作品紹介・あらすじ

佐々木ムギ33歳、しっぽ有。
休日は高校からの付き合いである後輩兼親友のれんげと喫茶店を巡り、平日は山吹さん(前向きな朗らかさん)、小石さん(「普通」を愛する世話焼き)、土屋さん(何かありそう)という愛すべき3人の先輩おばあちゃんズと、図書館の修復室で働きながら比較的穏やかに暮らしている、はずだった。
電車の中でしっぽをディスられたり漠然と異物扱いされたりするうち、自虐癖が身についてしまったムギ。しっぽを取るか否か悶々としながら過ごす中、悪意なき小石さんとの衝突をきっかけにムギの中に変化が起こり……

「いくつになっても、文字通り生まれ変われる気がしてきた(30代女性)」「娘と一緒に読んでます(40代男性)」等々、文春オンラインのコミックサイトBUNCOMI上で反響を呼んだ「脱・自虐」コミック連載が、ついに一冊に!

「他人や自分と向き合うというのは勇気がいることだけど、案外悪くない。そう気付かせてくれる、じんわり温かな優しいお話でした。」――帯コメントは、朗らかさとデリケートさが同居する演技が心をとらえて離さない俳優・伊藤沙莉さん。

「なんとなく気分が上がらないな~」という日にこそ、ぜひページをめくってみてください。カバーを外すとあらわれる地図はじめ、紙の本ならではの造本の楽しさも、ぜひ味わっていただけると幸いです。

感想・レビュー・書評

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  • 朝ドラ主演の伊藤沙莉さんも愛読! 川瀬はるさんの最新刊『おはよう、しっぽ』本日発売! | 株式会社文藝春秋のプレスリリース
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000428.000043732.html

    おはようしっぽ | 文春オンライン
    https://bunshun.jp/category/ohayou-shippo

    川瀬はる|note
    https://note.com/mcmc/

    『おはよう、しっぽ』川瀬はる | コミック - 文藝春秋BOOKS
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784160901704

  • コミックだけど、深い。しっぽは、誰にでもあるものだと思った。周りの登場人物も良い。穏やかな世界観の中に、結構強いメッセージがあって、考えさせられる本だと思う。

  • 普段から他人の目にも見える"しっぽ"というアイデアを上手に使って、その個性に対して自分が負い目を感じて生きる事へのキツさと、差別や偏見を持つ側第三者側の視点も絡めつつも非常に優しさを併せ持った作品でした。

  • 【そろそろ、脱・自虐?!】「異物」はいらない? 佐々木ムギ33歳しっぽ有。自虐の日々が少しずつ変わってく――親子で泣いたと話題のコミック連載が一冊に!

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