竜馬がゆく 9

  • 文藝春秋 (2024年8月22日発売)
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感想 : 3
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  • 本 ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784160901797

作品紹介・あらすじ

倒幕運動を己の目で見るため、土佐から長州へ旅に出ることにした竜馬。
途中、丸亀で勤王決起の遊説をするため道場破りに挑むことになる。無理難題の30人と連続して立ち会い、全員を倒すことが勝利の条件とされたが果たして無事帰ってこれるのか!?
一方土佐では武市半平太率いるが吉田東洋暗殺を計画。土佐の井伊直弼とまでよばれる藩の重鎮であり親幕派の東洋は、尊王攘夷を掲げる土佐勤王党にとっては目の上のたんこぶ。計画に反対している竜馬が旅に出ているうちに計画を進める武市に迷いはないーー。

感想・レビュー・書評

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  •  江戸での剣術修業から土佐に帰ってきた竜馬ですが、土佐藩というのはここから一気に血なまぐさい様相を呈しはじめてめんどくさいんですよね。土佐勤皇党、天誅組、そして、我が道をゆく竜馬。
     幕末史の奔流に流され、死んでいった、青年たちがココにもたくさんいて、まあ、竜馬も、結局殺されちゃうんですが、みんな友だちだったということを、何となく忘れてしまいそうですが、友だちだったんですね。歴史を読むときに忘れちゃあいけないのはそういうことだと思うのですが。
     次号で、いよいよ脱藩です。
     アホブログにも感想書いてます。
     https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202409270000/

  • いよいよ竜馬が土佐脱藩を決意する、繋ぎ的な巻でした。お初さんが可愛かった。

  • 【挑戦!道場破り、1対30!!】坂本竜馬、丸亀で道場破りに挑戦。ルールは至ってシンプル、30人倒せたら竜馬の勝ち

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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