- Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163071305
感想・レビュー・書評
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《教員オススメ本》
通常の配架場所: シラバスコーナー
請求記号: 913.6//Mi77
【選書理由・おすすめコメント】
新設大学のテニス部員たちを主人公とした、「定番中の定番」ともいえる青春小説。若さの持つ喜びや悲しみ、輝きや苦渋などが、今まさに学生生活を謳歌する皆さんの胸にストレートに響くと思います。大学時代の今読まなくていつ読むの?という一冊です!
(経済学部 小山真理子先生)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
青春小説
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読み終わって、切ないような清々しいよな、そんな気分になりました。
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途中まで読んでたのを、最初から再読。
実家から持って来た本なので、読み終わるまでに実に時間がかかったなぁ
関西の新設大学の4年間、テニス、恋愛、友情・・・
と書くとなんだか薄っぺらいけど、鮮やかで良い青春小説。
宮本輝はストーリーテラーの印象が強いのだけど(いや描写も良いんだけど)
この作品はストーリーそのものよりもこの年齢独特の描写、空気感が
素晴らしかった。
夏子との出会いの雨の匂いや、テニスの練習の時の日射しの眩しさ、
ガリバーの家の中華料理店の油のシミまで目の前にあるよう。
夏子と燎平の関係や、結婚してからアメリカから一時帰国して来た時の裕子、
金子との友情や、安斎の病気の結末。
全部、これ見よがしのリアルじゃない、けれど真実味のある
今となっては古き良き時代になってしまった昭和の青春の物語。
惜しむらくは、作品ではなく、これを読んだ私自身のタイミング!
おまけにテニスは全然わからないので(セットとゲームの違いもわからない笑)
試合の描写もなんとなくの流れしか理解できない
やっぱあるんだよなー、出会うタイミングって。
夏子はももクロの夏菜子で再現されてたんだけど、ドラマになった時は
若き二谷友里恵だったとか。そりゃピッタリだわ! -
読了日は不明。
宮本輝さんの本を全然登録してなかったので、まとめて20冊ほど(ほとんどの作品を単行本の時に読んでいるが、今や表紙が出てこないのでやむなく大半を文庫で)登録。
まだ登録しきれてない作品もあり。
この本を読んでいたので、村上春樹の「ノルウェイの森」がかすんで見えた記憶がある。 -
辰己教授の王道という言葉が、燎平の中の一切を洗い流したという表現は、見事という他はない。
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これも試験問題で出たのが知るきっかけ。
本屋で探し出したときの本の厚さが!!でも読みやすいおもしろい。 -
図書館
面白かった!!
なんでもっと早く読まなかったんだろう
この人のほかの本も読もう! -
再読。
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青春の思い出再読。やっぱり良かった。筋肉となってテニスがしたくなった