青桐

  • 文藝春秋 (1985年3月1日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784163084107

感想・レビュー・書評

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  •  
    ── 木崎 さと子《青桐 1984‥‥ 19850301 文藝春秋》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/416308410X
     
    (20231128)

  • ありきたりの生活の中での苦しみや喜びが、まどろっこしくも自然に描写されている。感情を備えてしまった人間ってのは、理論や理屈抜きでは生きられない。そして、反発なくして本当の理解は生まれない、そういったことをさりげなく伝えてくれる作家だと思う。

  • やはりモノクロームな語り口。でもところどころで使われる表現が美しくて、つい読んでしまうのがこの著者の本なのです。

  • 高岡などを舞台とした作品です。

  • 第92回 芥川賞 初版

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著者プロフィール

1939年、旧満洲・新京市生まれ。少女時代を北陸で、20代と30代をフランスで過ごし、帰国後、執筆を開始。「裸足」で文學界新人賞、「青桐」で芥川賞、『沈める寺』(新潮社)で芸術選奨文部大臣新人賞を受賞したほか、小説作品多数。キリスト教や聖書をめぐる著作に、『夢の記憶 ある神父への手紙』(岩波書店)、『小説 聖書の女性たち』(日本キリスト教団出版局)、『キリシタンの祈り』『路上からの復活』(女子パウロ会)などがある。

「2017年 『聖書物語 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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