酸漿(ほおずき)は殺しの口笛 御宿かわせみ

  • 文藝春秋 (1986年1月1日発売)
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  • 本 ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163088907

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  • 御宿かわせみシリーズ。第7巻。春色大川端・酸漿は殺しの口笛・玉菊燈籠の女・能役者、清大夫・冬の月・雪の朝。
    続編を予感させる「酸漿は殺しの口笛」、犯人と一緒に読者も一芝居打たれてひやっと欺かれる「能役者、清大夫」、日蔭の女とも言えるるいの心情が胸に迫る「雪の朝」など。
    入り組んだ謎かけと大捕り物が物語を盛り上げる。毎度ながら宿屋かわせみに絡むお客がなす人情物語がおもしろい。

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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