パン屋再襲撃

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 409
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163089300

感想・レビュー・書評

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  • 初村上春樹でした。独特の比喩表現を使ってるなといった感じ、話はリンクしてるのかしていないのかよく分かりませんでした。作品的には読みやすかったかな。

  • ○2009/03/10 
    雰囲気小説って言ってしまうと聞こえは悪いけど、でも村上さんの本て、もちろん文章もだけど何より空気を読み取るものなんじゃないかなぁと思う。
    らしい不思議ーな話ばっかりだったけど、今回は短編だけど楽しめたと思う。表題作が特に面白かった。あと短かったけどやたらと長いタイトルのやつ。
    でもやっぱりしばらくは長編がいいかなぁ。

  • ハンバーガー食べたくなる。
    全力で。
    2個が限度ですけど。

  • 山羊のメイ

  • この一冊はなかなかおもしろかったお( ^ω^)まず『双子と沈んだ大陸』は羊四部作の部分として書かれているっぽい話で、『1973年のピンボール』と『羊をめぐる冒険』の間の時期と思われます。相変わらず、主人公の元から去っていく人々の話です。『パン屋再襲撃』では奥さんの活躍っぷりが凄かったですが、一つ思ったのはこの夫婦は『ねじまき鳥と火曜日の女たち』の夫婦と同一なのではないか、ということ。ちなみにこの『ねじ』ではその続編と言うかそれをもとにして書かれた『ねじまき鳥クロニクス』とほぼ同じだったのですが、主人公は禁煙しレモンドロップをなめることなく煙草を吸っていました。笠原メイがマルボロだし。『ファミリー・アフェア』を読んで、私が村上流冗談にハマっていることがわかりました。この話での“僕”と妹のやりとりはおもしろかったです。

  • ナンセンスで馬鹿っぽいのに、何故か洗練された文章がすごいわー。天才。

  • タイトルに「再」とある通り、『早稲田文学』の1981年10月号に掲載された『パン屋襲撃』の続編にあたる作品である。(『パン屋襲撃』は『パン』のタイトルで冬樹社刊『夢であいましょう』に収録)

  • 以前読んだような気もするが手にとって読む。ムラカーミ・・・である。良くも悪くも。

  • すっごーく不思議なお話。

  • 襲撃しよう。
    もう一回襲撃しよう。

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著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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