妖盗S79号

  • 文藝春秋 (1987年7月15日発売)
3.50
  • (1)
  • (2)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 19
感想 : 6
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 / ISBN・EAN: 9784163097107

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 初めて作者のもの読みました。
    意外と軽い文章でした、割と洒脱な。ちょっと、いやだいぶ違うけど、怪盗クイーンみたいな夢のある。
    東郷さんと二宮さんが頑張っており。色々と無駄においしい設定の二宮さん。いや、もう彼の家の税金の方が気になってしょうがなかったですが、最後はどうにかなったようでよかったよかった。

  • 泡坂らしいトリック短編集。

    なのにちゃんと短編の最後に妖怪は双子・泥棒する理由、泥棒の引退などのオチがあり、もうこれでラストとはっきり分かる。ストーリーとしては、東郷警部が少し姑ちっくで可笑しいが、他に愛すべきキャラクターがみつからないのが残念。

  • イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/1818700.html)
    (収録作品)ルビーは火/生きていた化石/サファイアの空/庚申丸異聞/黄色いヤグルマソウ/メビウス美術館/癸酉組一二九五三七番/黒鷺の茶碗/南畝の幽霊/檜毛寺の観音像/S79号の逮捕/東郷警視の花道

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

泡坂妻夫(あわさか つまお)
1933~2009年。小説家・奇術師。代表作に「亜愛一郎シリーズ」など。『乱れからくり』で第31回日本推理作家協会賞。『折鶴』で第16回泉鏡花文学賞。『蔭桔梗』で第103回直木賞。

「2020年 『秘文字』 で使われていた紹介文から引用しています。」

泡坂妻夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×