原始人

  • 文藝春秋 (1987年1月1日発売)
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本 ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784163099309

感想・レビュー・書評

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  • 筒井マニア?向け短編集。
    理研と小保方氏のニュースとこの中の一編、「抑止力としての十二使徒」、の内容がダブりました。
    政府から多額の助成金が出た研究に対して、優秀な12人が派遣されて、援助するはずが結果的に邪魔していたという話…

  • 友人に「何か本貸してや」と頼んで貸してもらったうちの1冊。
    SSでしたが、型破りというか、衝撃的というか、え、え、え?って塩梅でした。

    一番好きなのは「アノミー都市」です。
    必然でしょうが、「銀河鉄道999」のタイタンを思い出しましたよ。
    こういうどうしようもない世界に、あこがれがあるのかもしれません。

    独白体のSSもいくつかありましたが、完全に好き嫌いになるのでしょうが、体が受け付けませんでした。なんでだろうね。

  • 読んだとき小学生だったからちょっとショックだった

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著者プロフィール

筒井康隆……作家、俳優。1934(昭和9)年、大阪市生まれ。同志社大学卒。1960年、弟3人とSF同人誌〈NULL〉を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が〈宝石〉に転載される。1965年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。1981年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1997年、パゾリーニ賞受賞。他に『家族八景』『邪眼鳥』『敵』『銀齢の果て』『ダンシング・ヴァニティ』など著書多数。1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。

「2024年 『三丁目が戦争です』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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