抵抗の器 小説・山田顕義

  • 文藝春秋 (1987年9月30日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784163099408

感想・レビュー・書評

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  • 山縣との対立を中心に明治での市ィの動向を追う!市君、イライラしてもめげません。

  • 32年ぶりに再読。 
    当時は私は23歳の若造でした(笑) 
    当時は『抵抗の器』ってタイトルが格好良く感じられて手に取りました。 
    さすがに32年も経ると内容まったく忘れてしまってました(笑) 
    山県有朋ほか長州閥の面々のいけ好かない事いけ好かない事・・・ 
    主人公の山田顕義も直情というか長州気質満載の人物だったようで・・・。 
    幕末で活躍した中ではあまりスポットの当たらない人物ですが、勉強になりました。 

    「兵何を以て国家に至要なるや。兵は兇器なり・・・兵は対敵抵抗の器なり。至公の理により至善の道を踏む。何ぞ抵抗の器を要せんや」

  • ほかの方も書かれているように山縣との政争がメインな市ィ本。明治初期に起きたあらゆる事象に、こんな解釈もありうるんだと勉強になった。

  • 山縣VS山田本。いや山田本っつーよりそう言ったほうが正しいだろう。
    政争の模様はすごく面白かった。こうドロドロしてるの、すごく好きだ。長州クローズアップして漫画とか描けば絶対楽しいのにな。だれかやってくれ。
    でもこの本の木戸さんは弱すぎるww
    山田くんは木戸思想に一番忠実な人物だっただけに惜しいなあ。山縣側の事情も知りたくなる。今度読もう。

  • 山縣VS市のお話。
    市ガンバレ!!

  • すごい読みやすい歴史小説です。明治時代って、よくわからない・・・って人でも大丈夫だと思う。(私が以前、明治に詳しくないときに読んでも読みやすかったので)

  • 明治政府を舞台にした山田顕義。地味だけど筋を通している彼は格好いいです。物語は本当にvs山県でした。

  • 『後生畏るべし』とあわせて読みたい。市ィ主人公時代小説

  • 山田vs山県。市が…なんか切なくなりました…

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