- 本 ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163108506
感想・レビュー・書評
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現役の医師としての立場から生と死をテーマにした作品を数多く発表している作者の、芥川賞受賞作です。死にゆく人と決意と、小説による美化と、医療従事者の目による冷静で現実的な視点。大学生の今、ぜひ読んでほしい作品のひとつです。
【めろんぱん】
【エリアA:どこで切り取ったって、いいじゃん:のめり込める本
難しそうで、手を付けられなさそうなことも、ちょっとやってみると自分のものにできたりします。本だって、読破できなくとも、フレーズだけ好んでも良いのです。ここでは、私が挑んだ“難しそうな”本や、その世界にのめり込める本をご紹介します。】詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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コンセプトコーナー2012年 7月「主人公はお医者さん~医者として、人として、医療と向き合う人々~」の選書です。
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淡々と生きる光景。死の瞬間に立ち会って行く。
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現在の新刊「山行記」を読んでから、著者の第100回芥川賞受賞作品に触れた。
若き日と老郷に近い著者の、その人生への深い洞察はつながっていること、そして若き日の体験や作品での思索に共感を覚えた。
表題作は久しぶりに[小説」を読んだ満足感。 -
第100回 芥川賞 初版
著者プロフィール
南木佳士の作品





