鬼の面―御宿かわせみ

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163112909

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  • 御宿かわせみシリーズ。夕涼みの女・大川の河童・麻布の秋・忠三郎転生・雪の夜ばなし・鬼の面・春の寺。
    珍しくコミカルな「夕涼みの女」、いつぞやの大悪党が御用になり七重と宗太郎がまとまる「忠三郎転生」、東吾がるいを裏切る「雪の夜ばなし」、通之進が東吾とるいを認める方向性を示す「春の寺」など。
    さりげないが重要な巻。「雪の夜ばなし」が後になって主要キャストを生み出すことになるが、まだその予感はない。七重夫婦のおめでたでるいの秘めてきた苦悩を東吾も知るが、二人の将来が狂うことがない安定感がいい。

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プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

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