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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784163115009
感想・レビュー・書評
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義父の葬儀のために前橋の実家に向かう途中の主人公の斉木が、中学、高校時代にラブレターを送った相手の妹に偶然出会い、妹から姉が浴室で事故死したと聞いたところから物語は始まる。姉の死の真相を斉木と妹が探っていくのがストーリーの主筋だが、その過程で描かれる斉木の家族の様子や斉木が旧友たちを訪ね歩く様子などから、この作品が書かれた時代(実際よりも昔に感じてしまう)や前橋という土地の雰囲気がよく伝わってくる。斉木の台詞がよくきまっているが、少し気障に感じてしまう箇所もあった。
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再現ミステリーで見たのとほぼ同じ。
全体的にあっさりし過ぎてる気が。
登場人物たちも魅力がないというか、好きになれない人達ばかり。
特に、千里は書かれているほど魅力的だと思えない。 -
イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/5892920.html)
直木賞候補(1990上/103回) -
不良だったサンリオ(三流の聞き間違
い)大の通う斎木が父の葬式で前橋に
帰郷。
中学時代に好きだった川村麗子の妹に声をかけられ、その子の死を知る。
風呂に浮かんで頭を打って死んだ。
無様な死に方に悪意を感じだ。
妹と捜査。東大を三回不合格した男
その彼女が看護婦。彼女の嫉妬が動機
美女は常に妬まれた。自分の男が
ふられたのが許せない。幼馴染も、
あえて違う高校へ進学。有名なさせ子
斎木の父も母の再婚相手。でもどりの
姉を5年間姉とよべず。彼女の父も
母の再婚相手。自殺した竹内は麗子と
1回デートしただけ。東京時代の麗子
の友人は男性経験がないはずと指摘。
親戚の叔父さんから、事件の真相を
竹内が麗子を殺害し、竹内が自殺で
まるく収めると言われた。
ヒントは麗子が飲んだ睡眠薬。
病院関係の人間は一人。
著者プロフィール
樋口有介の作品





