アルマンの奴隷

  • 文藝春秋 (1990年1月30日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784163115306

感想・レビュー・書評

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  • 「オイディプスの刃」以来の赤江瀑。「オイディプスの刃」はすごく楽しめたけど、今回の短編集はよく分からなかった。宿命みたいなものに囚われた人物たちが多く描かれているような印象がある。「卒塔婆源君」が好きだったけど、そのあとの続きが読みたくなった。

  • 表題作は思い込みの激しさに息苦しくなりながら読み、結末に驚いた。そう来たか!と思ってしまう終わり方。

    『百魔』と『影の訪れ』は女(と女的なモノ)の怖さが際立った…。

  • 1,300
    “僕を、アルマンと呼んでください”アルマンに魅入られた男性とアルマンの不思議な関係を描く表題作など華麗な光芒を放つ待望の異色作品集。
    アルマンの奴隷・卒塔婆源君・波浪神の夢・脂粉の御子の頸・百魔・影の訪れ・除夜の孔雀・禁花・遊べ兜や剣の光・忍夜恋曲者

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著者プロフィール

1933年下関生。日本大学芸術学部中退。70年「ニジンスキーの手」で小説現代新人賞を受賞しデビュー。74年『オイディプスの刃』で角川小説賞、84年『海峡』『八雲が殺した』で泉鏡花文学賞。2012年没。

「2019年 『オイディプスの刃』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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