- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163138404
感想・レビュー・書評
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母の最後の手紙がどうも気に食わないのは、私がまだ子どもだからなのでしょうか?
描写はきれいでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アメリカの田舎の風景がすごく美しく描かれていて
読んでいてうっとりしました。
魂が惹かれあうような恋愛は素敵と思う以前に
他に守りたいものがあったとき、苦しむばかりな気がして
自分がいざその立場になったら・・・と考えると
うらやましいというどころか怖いと思いました。 -
フランチェスカみたいにはなりたくはないけれど、
一生のうちで心から愛することができる人に出会えたことはうらやましい。
わたしもいつか出会えるのかしら?
どちらかというと、
妥協して結婚はしないだろうわたしはキンケイドよりな人間だと思うっ
キンケイドほど、
孤独を好んではいないけれど。
なんだかどこにも属してないような、
どこにいても違和感を抱いてしまうような、
そんな感じ。 -
映画を観たのは20代、その頃「失楽園」と共に不倫が流行?していた。俳優としても映画監督としても名を馳せていた クリント・イーストウッド 。しかし、20代の私にはこの映画の良さをわかったようで全くわかっていなかったんだと、今わかる。
40代になり、この本を図書館で見つけた。結婚して16年目になる自分。そう言えばこの本の女性が今の私と同年代・・・だったような?そんな気持ちから手に取り、読み出した。
いろんな感想があると思うが、この小説は、40歳以上の方が読むと、人生に深い深い何かを感じる事、間違いなし。「何か」は人それぞれだと思うのであえて「これ」とは書けない。フランチェスカの言葉をかりるなら「あなたはわたしではないから(私が思うあの人のことを)決して理解できない」であろう。
最後は切なさに泣いた。やるせない気持ちが残った。しかし、この気持ちも70歳近くになって、またこの本を読み返した時、切なさでなく、違った感情で納得できるのかも知れない。いや、きっとそうだろう。読書する年齢によって物語にたいする理解力がどんどんかわってくる・・・不思議な不思議な小説だ。 -
パート先の引越しに伴いいらないものは持って帰っていいと言われいらない物の中にあったのがこの一冊。
中学の頃、おしゃれな表紙に借りた物のこの本のよさが全く分からず首をかしげ返却した記憶が思い出され持って帰りました。
で、再び読んでみたのですが、これは中学生には分からない。
結婚してようやく分かる本のような気がします。
といってもやはり、『あー面白かった』というようなエンターテイメント性に富む本というわけではなかったような。
これも結婚して2年目だからなのかな?
あと10年ぐらいしてもう一度読んでみようと思わされました。 -
22歳頃に読んだ。読んだ当時は娘の視点で読んでいたせいか主人公にさっぱり共感できず、後悔するくらいなら行けばよかったのに、くらいの感想しか残らなかった。でも50手前の職場の先輩に貸してと頼まれ貸したら「すごい良かったわ~~~~もう主人公の気持ちがわかりすぎてわかりすぎて!」と。40手前になった今読めば感想が変わるかもしれないです。
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050627-0708
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なぜこれが売れたのか理解不能でした
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母から貰いました。これは途中で終わるからこそ、美しいままの恋愛です。
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中年の男女が恋に落ちる話。長い人生の中で、出会いから別れまでのわずか4日間で全てを共有しあうかの様な存在になった2人。結局家族を捨てるわけには行かず、別れる事になるが、その思いを死ぬまで2人とも持ち続ける。という話。
こんな出会いも世の中にはあるのですかね。一目惚れというものは女性に多いのでしょうか。フランチェスカ(女性)の夫や家族を裏切ることになるこの恋の思いがよくわかります。