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本 ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784163142203
感想・レビュー・書評
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恐ろしい話を淡々と語る処が真実を表現しているように感じ、のうのうと生活している義父それ以上に母親に対して憎しみが湧く。
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発売当初にも購入して読んだけど、何度読んでも嫌な話しだな。八方塞がりで。自伝的小説として話題になったと思うけど、どの辺が創作なんだろう。その後、内田春菊のエッセイ漫画を読んだ限りは、実母との関係は別に悪くないじゃんと思った覚えあり。
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衝撃的。
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トラウマやコンプレックスのない人間などいない。
虐待を受けたことのない人間でも、主人公のどこかに共感する部分はあるだろう。しかし同情はしない。
胸糞悪くなるような、自伝に似た高慢ちきな話だったが、読んだことに対しての後悔はない一冊。
植物に母乳をやる、その部分だけが、麻痺したように胸に残った。 -
痛すぎる。
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『直木賞』第110回(1993年下半期)候補
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今更だけど、読んでみました。
前に、書き出しだけ読んですごくインパクトが強かったから読んでみたくて。
淡々と進んでくけど、話の内容が暗い。
タイトルと、書き出しの数頁からして暗いと想像していたけど、重い。 -
成育歴はどうにもならないけど、
でもどうにもならない環境が、
いかに人格形成に大きな影響を与えるか、
改めて考えさせられます。
著者はこれを書いて、
どうしたかったのか、何を訴えたかったのかなぁ。 -
タイトル通りのお話だけど・・自分が幼い頃に家庭で受けていたモラルハラスメントを思い起こさせられ、具合が悪くなったので、2度と読めない本。ただ、主人公の女の子の心情などはとても鋭くて切なくて良かった。
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確かに悲惨で悲しい話だけど、それ以上が見当たらない。
著者プロフィール
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